解説
ファミコン・ゲームの人気キャラクターが、地底恐竜都市で大活躍をするファンタジー・アクション。監督は「D.O.A.(1988)」のコンビ、ロッキー・モートンとアナベル・ヤンケル。製作は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のエグゼクティヴ・プロデューサー、ジェイク・エバーツと「シティ・オブ・ジョイ」の監督・製作のローランド・ジョフィ。脚本は「ミステリー・デイト」のパーカー・ベネットとテリー・ランチ、「ビルとテッドの地獄旅行」のエド・ソロモン。オリジナル・デザインは任天堂の宮本茂と手塚卓志。撮影は「パワー・オブ・ワン」のディーン・セムラー、音楽は「永遠に美しく…」のアラン・シルヴェストリが担当。主演は「フック」のボブ・ホスキンス、「心の旅」のジョン・レグイザモ、「ミッドナイト・ヒート」のデニス・ホッパー。他に、「ディス・イズ・マイライフ」のサマンサ・マシス、「マイ・レフトフット」のフィオナ・ショー、「運命の逆転」のフィッシャー・スティーヴンス、「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のリチャード・エドソンらが共演。
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「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」のストーリー
6500年前、現在のニューヨーク周辺。巨大隕石の落下によって、恐竜世界と人間世界が2つに引き裂かれ、絶滅したと思われていた恐竜は進化し、独自の世界を地下に作りあげていった 。そして現代、ニューヨーク、マンハッタン。その地底には人間に似た姿形を持つ爬虫類たちが生き続ける恐竜帝国ダイノハッタンが存在し、そこを支配する魔王クッパ(デニス・ホッパー)は、地上に逃亡したプリンセスが持つクリスタル石を狙っていた。その石には人間世界と恐竜帝国を融合する力が備わっているのだ。ブルックリンで配水管エグ を営むマリオ(ボブ・ホスキンス)と弟ルイージ(ジョン・レクイザモ)は、ルイージがひと目惚れした考古学を専攻するデイジー(サマンサ・マシス)と、マリオの恋人ダニエラと共に楽しく食卓を囲んでいた。それを遠くからクッパの手下イギー(フィッシャー・スティーヴンス)とスパイク(リチャード・エドソン)が見つめていた。それはデイジーこそがクッパの反乱を逃れたプリンセスであるからだった。デイジーに間違われたダニエラが誘拐され、次いで化石発掘現場でデイジーがイギーとスパイクにさらわれた。マリオとルイージは恐竜帝国と地上とを結ぶトンネルへ2人を助けるため飛び込んだ。マリオとルイージは不気味な爬虫類たちが歩くダイノハッタンにたどり着いた。2人が帝国に侵入したことを知ったクッパは、親衛隊のグンバ軍団を操り、マリオとルイージを追う。デイジーのクリスタルはルイージが持っていたのだ。囚われの身となったデイジーは赤ちゃん恐竜ヨッシーの力を借りて、クッパの愛人レナ(フィオナ・ショー)に立ち向かう。レナはクッパを裏切り、クリスタルを使って王位に就こうとするが、レナはクリスタルの力を使えずに死んでしまう。デイジーとルイージはダニエラたちを助け、クッパとマリオが闘っているところへ取って返す。マリオは武器ボムを使い、クッパをやっつけ、街に平和が戻った。キノコの姿にされていたデイジーの父は元の姿に戻るが、デイジーは街に残り、マリオとルイージは再び配管エグ に。数日後、2人の前に現れた戦闘服姿のデイジーが叫ぶ。「またあの世界が大変」と。
「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」のスペック
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