ライオン・キング(1994)
らいおんきんぐ Lion King
解説
「美女と野獣(1991)」「アラジン」と、90年代に入り、第二の黄金期を迎えたディズニー・プロの32本目の長編アニメーション。アフリカの壮大な自然を舞台に、若きライオンの王子シンバの成長と闘いを描く。シェイクスピアの戯曲『ハムレット』にインスパイアされた物語と、総勢600人から成る製作チームが、4年の歳月を費やした映像が見どころ。監督は前2作にも参加したロジャー・アレーズと、「タミー・トラブル」「ローラーコースター・ラビット」とロジャー・ラビットの短編アニメ2本を手掛けたロブ・ミンコフの共同。製作は「ロジャー・ラビット」のドン・ハーン。脚本はジョナサン・ロバーツとアイリーン・メッキ。音楽は「クール・ランニング」のハンス・ジマーがスコアを書き、主題歌・挿入歌の作詞は「アラジン」「美女と野獣(1991)」のティム・ライス、作曲・歌はエルトン・ジョン。作画監督は前2作も手掛けたルーベン・アキノとアンドレアス・デーハ。声の出演は「ドン・サバティーニ」のマシュー・ブロデリック、「ザ・シークレット・サービス」のジェレミー・アイアンズ、「ロング・ウォーク・ホーム」のウーピー・ゴールドバーグほかの豪華キャスト。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「ライオン・キング(1994)」のストーリー
ジャングルの王として動物たちの尊敬を集めるムファサ(声=ジェームズ・アール・ジョーンズ)は、息子のシンバ(幼年期の声=ジョナサン・テイラー・トーマス)に、自然界を支配する微妙なバランス、生命の環″サークル・オブ・ライフ〃について教え、いつか王となる日の心構えについて教える。だが、遊びたい盛りのシンバは、ガールフレンドのナラ(幼年期の声=ニキータ・カラム)と遊んでばかりの日々。ムファサの弟で邪悪なスカー(声=ジェレミー・アイアンズ)はシンバが王になるのを望まず、親子を亡き者にしようとしていた。彼は手下のハイエナたち(声=ウーピー・ゴールドバーグ、チーチ・マリン、ジム・カミングス)と、ヌーの大群の暴走の中にシンバを誘い込み、息子を助けようとしたムファサは傷ついた末に、スカーの手によって殺される。スカーはシンバに、王の死はお前のせいだと思い込ませ、ジャングルから追放する。罪の意識にさいなまれ、絶望の淵にあったシンバは、イボイノシシのプンバァ(声=アーニー・サベラ)とミーアキャットのティモン(声=ネイサン・レイン)に助けられる。2匹から“ハクタ・マクーナ(くよくよするな)”という考え方を学んだシンバ(声=マシュー・ブロデリック)は、たくましく成長していく。ある日、成長したナラ(モイラ・ケリー)と出会った彼は、スカーに統治されたジャングルの苦境を告げられる。ヒヒの賢者ラフィキ(声=ロバート・ジローム)の助けを借り、自分の中に生きる父の魂に気づいたシンバは、自分に与えられた役目の責任を果たすことを決意する。シンバは叔父のスカーとハイエナたちに闘いを挑んで勝利し、生命の環を守り、再び平和になったジャングルを治めた。
「ライオン・キング(1994)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ライオン・キング(1994)」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1994年7月上旬特別号 |
外国映画紹介 蜘蛛女 グラビア 《New Release》(新作映画紹介) 冷たい月を抱く女 劇場公開映画批評 ハイル・ミシュタンテ 電撃XX作戦 外国映画紹介 カリフォルニア グラビア ライオン・キング グラビア 《New Release》(新作映画紹介) ライオン・キング 特集 ライオンキング 作品評 特集 ライオンキング コラム あんな記事、こんな記事もありました 特集 ライオンキング プロダクション・ノート 特集 ライオンキング コラム |
1994年9月下旬号 |
グラビア 《New Release》(新作映画紹介) トータル・バラライカ・ショー 外国映画紹介 ライオン・キング |