ガールズ

がーるず
上映日
1981年4月25日

製作国
フランス

制作年
1979
レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

パリを舞台に多感な10代の少女たち4人が愛と友情を通じて少しずつ大人に目ざめていく姿を描く。製作総指揮はピーター・クロネンバーグ、製作はクロード・ルジェとレオン・ズラタ、監督・脚本は「マダムクロード」のジュスト・ジャカン、撮影はクロード・アゴスティーニ、音楽は10CCのエリック・スチュアートが各々担当。出演はアンヌ・パリロー、ゾエ・ショヴォー、シャルロット・ワリオ、イザベル・メジア、クリストフ・ブルセイエー、フィリップ・クルベールなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】ガールズ/恋の初体験

TVで観る

ユーザーレビュー

「ガールズ」のストーリー

パリ。16歳のアニー(ゾエ・ショヴォー)は、手作りのアクセサリーを蚤の市で売って自活しているハッスルガール。スザンヌ(シャルロット・ワリオ)は父親と妹ベティ(イザベル・メジア)と三人暮らしで一家の母親的存在。ベティは15歳のまだあどけない少女だ。17歳のカトリーヌ(アンヌ・パリロー)は、実は大学の電話交換手で、母親と二人のつつましい生活を送っていたが、他の三人は、彼女を大学生で良家の娘と信じている。夜、ディスコにくり出す4人は、それぞれ着飾って若い男の子たちの注目をあびる。翌日、彼女たちは朝帰り。ベティは、ある日、プレイボーイのジェローム(フィリップ・クルベール)の誘いをうけるが、その場は拒んだ。まだ幼いベティは経験豊かなカトリーヌに相談し、その結果ついに、ジェロームに体を許した。しかし、ジェロームの方は遊びのつもりでベティに接していたにすぎず、それを知ったベティは悲しみにくれた。しかも彼女は妊娠していた。中絶するには4千フランも必要だ。四人の少女たちにとってそれはあまりに大金だ。誠実なボーイフレンド、ベルナール(クリストフ・ブルセイエー)の協力を得て、みなは必死にお金集めをはじめるが、まだまだ足りない。その時カトリーヌがある案を出す。なんとコールガールを装って金持ち男をひっかけ、お金だけもらって逃げ出すというのだ。行動は実行にうつされ、それぞれ厚化粧で網をはるが、結果、カトリーヌが二人の客を誘うのに成功する。が、二人がシャワーを浴びているすきに逃げようとしたところを見つかり、逆に強姦されてしまう。お金は手に入れたもののカトリーヌの表情は沈んでいた。翌日、ベティーの手術は皆の見守る中無事に終ったのだった。

「ガールズ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ガールズ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 フランス
製作年 1979
公開年月日 1981年4月25日
製作会社 コフシIFFFI・フレンチ・ムービー
配給 松竹=富士映画
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1981年2月下旬決算特別号 グラビア ガールズ
1981年4月上旬号 外国映画紹介 ガールズ
1981年5月下旬号 外国映画批評 ガールズ