仮面の男(1998)
かめんのおとこ The Man in the Iron Mask- 上映日
- 1998年8月8日
- 製作国
- アメリカ
- 制作年
- 1998
- 上映時間
- 132分
- レーティング
- ジャンル
- 時代劇
解説
太陽王と呼ばれた皇帝ルイ14世と仮面の男の謎を描く大河ロマン。文豪アレクサンドル・デュマの名作『鉄仮面』を、「ブレイブハート」の脚本家で本作が監督デビューとなるランダル・ウォレスの監督・脚本で映画化。製作総指揮は「ブレイブハート」のアラン・ラッド・Jr.。撮影は「マーズ・アタック!」のピーター・サシツキー。美術は「ネイキッド・タンゴ」のアンソニー・ブラッド。衣裳は「恋の闇 愛の光」のジェームズ・アシュソン。出演は「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオ、「チャイニーズ・ボックス」のジェレミー・アイアンズ、「ハムレット」のジェラール・ドパルデュー、「コン・エアー」のジョン・マルコヴィッチ、「エンド・オブ・バイオレンス」のガブリエル・バーン、「リディキュール」のジュディット・ゴドレーシュ、「彼女たちの関係」のアンヌ・パリローほか。
ユーザーレビュー
「仮面の男(1998)」のストーリー
ルイ13世に仕えた親衛隊の面々であるアラミス(ジェレミー・アイアンズ)、ポルトス(ジェラール・ドパルデュー)、アトス(ジョン・マルコヴィッチ)もすっかり年老いた。その中でただひとり、ダルタニアン(ガブリエル・バーン)だけが銃士隊長として若きルイ14世(レオナルド・ディカプリオ)の下に仕えていた。度重なる戦争によってフランスの国民は極度の飢えに苦しめられていたが、宴にうつつを抜かす日々。そんな国王に恋人クリスティーヌ(ジュディット・ゴドレーシュ)を奪われたアトスのひとり息子のラウルは戦地に送られ死に、アトスは国王に復讐を誓う。一方、イエズス会の首領アラミスは、かつての盟友を集め、バスティーユ牢獄に幽閉されている仮面の男と国王をすり替える計画を提案。アトスとポルトスが協力を申し出るが、ダルタニアンだけは協力を拒んだ。彼はルイ14世の母・皇太后アン(アンヌ・パリロー)と密通していたのだ。アラミスら三人は仮面の男の救出に成功し、彼の仮面を脱がせた。すると、中からルイ14世に瓜ふたつの顔が現われた。彼の正体は現国王の双子の弟フィリップ(ディカプリオ=二役)だったのだ。政変を恐れた先王によって秘かにパリの田舎で育てられたが、その事実を知ったルイ14世によって牢獄に幽閉されたのだ。計画の決行は3週間後の仮面舞踏会と決まり、真の偉大な国王になるための訓練が始まった。仮面舞踏会の日、一時はすり替えに成功したかに見えたが、フィリップは囚われの身に。その渦中、クリスティーヌはラウルを憂い自殺をしてしまう。哀れな彼女を見て、ダルタニアンはある決意を固める。罠と知りながら、フィリップ奪還に乗り出すアトスたちに加勢するダルタニアンだが、ルイ14世に刺されてしまう。ダルタニアンは死の間際、国王とフィリップの実父であることを告白。そして、フィリップは国王に、ルイ14世は仮面の男として監獄につながれた。
「仮面の男(1998)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「仮面の男(1998)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 時代劇 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1998 |
公開年月日 | 1998年8月8日 |
上映時間 | 132分 |
製作会社 | ユナイテッド・アーティスツ作品 |
配給 | UIP |
レイティング |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1998年5月下旬号 | スペシャル・セレクション 夏休み映画特集・洋画篇 仮面の男 |
1998年8月上旬号 |
巻頭特集 仮面の男 ランダル・ウォレス監督 インタビュー 巻頭特集 仮面の男 「仮面の男」とレオナルド・ディカプリオについて 巻頭特集 仮面の男 若手俳優の新常識 New Star File 巻頭特集 仮面の男 ジョナサン・リース=マイヤーズ インタビュー 巻頭特集 仮面の男 ダーモット・マルロニー インタビュー 巻頭特集 仮面の男 クリスチャン・ベール インタビュー 巻頭特集 仮面の男 ダニエル・クレイグ インタビュー |
1998年9月上旬号 | 劇場公開映画批評 仮面の男 |
1998年10月上旬号 | 外国映画紹介 仮面の男 |