007/私を愛したスパイ

だぶるおーせぶんわたしをあいしたすぱい
上映日
1977年12月10日

製作国
イギリス

制作年
1977
上映時間
125分

レーティング
一般映画
ジャンル
アクション

check解説

KGBの美女スパイと共に敵地へ乗り込んでいくJ・ボンドの姿を描く「007」シリーズ第10弾。製作はアルバート・R・ブロッコリ、監督は「暁の7人」のルイス・ギルバート、脚本はクリストファー・ウッドとリチャード・メイバウム(ノヴェライゼーション/クリストファー・ウッド著『新わたしを愛したスパイ』早川書房刊)、原作はイアン・フレミングの「わたしを愛したスパイ」(早川書房刊)、撮影はクロード・ルノワール、音楽はマーヴィン・ハムリッシュが各々担当。主題歌をカーリー・サイモンが唄っている。出演はロジャー・ムーア、バーバラ・バック、クルト・ユルゲンス、リチャード・キール、キャロライン・マンロー、バーナード・リー、デズモンド・ルウェリン、ウォルター・ゴテル、スー・ヴァナーなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【BD】007/ロジャー・ムーア ブルーレイコレクション<7枚組>

  • 【DVD】007/ロジャー・ムーア DVDコレクション<7枚組>

  • 【DVD】007/私を愛したスパイ 【TV放送吹替初収録特別版】

  • 【DVD】007/私を愛したスパイ 【TV放送吹替初収録特別版】

  • 【BD】私を愛したスパイ

TVで観る

ユーザーレビュー

「007/私を愛したスパイ」のストーリー

波静かな地中海でイギリスの原潜が姿を消した--。さて、こちらはアルプスの山小屋。娘(スー・ヴァナー)と休暇を楽しんでいたJ・ボンド(ロジャー・ムーア)は、上司M(バーナード・リー)から緊急指令を受けた。そして同じ頃、モスクワのKGBでは、美人スパイのアニヤ(バーバラ・バック)が、上司ゴゴール(ウォルター・ゴテル)より、最近行方不明になったソビエトの原潜の探索を命じられる。何者かが戦略用に原潜航跡追跡システムを開発したらしい。早速ボンドは、このシステムのマイクロ・フィルムを追ってエジプトに飛んだ。一方、何者か--つまり地中海のある島沖の海底に本拠地を持つカール(クルト・ユルゲンス)が、マイクロ・フィルムを持ち出した裏切者を殺すためジョーズ(リチャード・キール)をさし向ける。やがて、マイクロ・フィルムを手にしたジョーズを追って、ボンドとアニヤが別々に砂漠を走り、ある寺院でボンドはマイクロ・フィルムを手に入れたが、もはや役に立たないものであった。初めは敵対していたボンドとアニヤであったが、2人に共通の敵がいると分かった今、2人は手を結び、カールの情婦ナオミ(キャロライン・マンロー)の攻撃もかわして、カールの本拠地へ向かう。やがて、カールの前に海洋学者として姿を現わした2人だが、すでに2人の正体は露見していた。一方、独自の調査をしていたアメリカ海軍は、カールの持つ巨大タンカー“リパラス”に攻撃をかけ、船内に、2船の行方不明の原潜があるのを発見。ボンドもこの戦いに加わり、勝利をおさめるが、カールはアニヤを連れ、海底要塞に逃げていた。海軍は要塞に魚雷攻撃をかけ、カールを葬り、そして立ちふさがるジョーズをまかすボンド。今、崩れ始めた要塞の浸水の中を、一組のカップルとして脱出するボンドとアニヤの姿があった--。

「007/私を愛したスパイ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「007/私を愛したスパイ」のスペック

基本情報
ジャンル アクション
製作国 イギリス
製作年 1977
公開年月日 1977年12月10日
上映時間 125分
製作会社 イオン・プロ
配給 ユナイト
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2023年10月号 COMING Old Pictures 旧作紹介 「007/私を愛したスパイ」
1977年12月上旬号 特別カラー・グラビア 「007/私を愛したスパイ」
グラビア 「007/私を愛したスパイ」
特集 「007/私を愛したスパイ」 1 私たちが愛した「007」を総括する (座談会) さいとう・たかを×井上一夫×田中光二×品田雄吉
特集 「007/私を愛したスパイ」 2 「007」を創造した男たちの系譜
特集 「007/私を愛したスパイ」 3 「007」に愛をこめて・・・〈「007」ベスト3大会〉
特集 「007/私を愛したスパイ」 3 「007」に愛をこめて・・・〈「007」ベスト3大会〉
特集 「007/私を愛したスパイ」 分析採録
1978年1月下旬正月特別号 外国映画批評 007/私を愛したスパイ