解説
現代バレ工界最高の振付家モーリス・ベジャールと彼の主宰するベルギー国立20世紀バレエ団の生の姿を捉えたドキュメンタリー映画。監督は「今宵バルドーとともに」のフランソワ・レシェンバック。出演はベジャールの他に、20世紀バレエ団の花形ダンサー、ジョルジュ・ドン、日本のプリマドンナ、森下洋子、現在ではバレエ団から離れているショナ・ミルク、パトリス・トゥーロン、ヤン・ル・ガックほか。映画は1981年の二つのスペクタクル、「ラ・ミュエット」「エロス・タナトス」を軸に、男性群舞「パテヌール」の練習風景、劇場でのリハーサル、「我々のファウスト」の舞台、ヴェニスで行なわれたダンス・フェスティバルの模様等がドキュメントされる。他にベジャール白身が自身を語ったり、ジョルジュ・ドンがベジャールを見るインタビュー風景が見られる。「ライト」の“パ・ドゥ・ドゥ”は、森下洋子のためにベジャールが振りつけたもので、ジョルジュ・ドンと共演。クライマックスは、マーラーの交響曲第5番4楽章(アダージェット)。
ユーザーレビュー
「アダージェット モーリス・ベジャールの時間」のストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「アダージェット モーリス・ベジャールの時間」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「アダージェット モーリス・ベジャールの時間」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アート |
製作国 | フランス |
製作年 | 1981 |
公開年月日 | 1987年4月18日 |
製作会社 | キング・プロ |
配給 | PCJ |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1987年4月下旬号 | グラビア アダージェット |
1989年3月上旬号 | 外国映画紹介 アダージェット・モーリス・ベジャールの時間 |