ローヤル・バレエ
ろーやるばれえ The Royal Ballet- 上映日
- 1961年4月20日
- 製作国
- イギリス
- 制作年
- 1960
- 上映時間
- 137分
- レーティング
- 一般映画
解説
「バレエへの招宴」を作ったパウル・ツィンナーがふたたびイギリスで作ったバレエ映画である。往年ドイツ映画界で「夢見る唇」その他の作品を作った彼は、その後イギリス映画界で活躍し、現在この種の芸術記録映画の第一人者としての地位にある。旧サドラーズ・ウェルズ・バレエから数年前エリザベス女王の勅許を得てローヤル・バレエと改称したここに登場する英王立バレエ団は、伝統と高い水準をもって世界に知られている。バレエ監督をニネット・ド・ヴァロア、監督補佐振付主任をフレデリック・アシュトンがつとめた。音楽監督はヒューゴー・リゲノールド、演奏はコヴェント・ガーデン・オーケストラである。指揮はチャールズ・テイラーがうけもっている。技術監督はアルフレッド・トラヴァース。撮影監督はS・D・オニオンズである。十一台のキャメラが動員され、コベント・ガーデンのローヤル・オペラ・ハウスで撮影がおこなわれた。第一部「白鳥の湖・第二幕」、第二部「火の鳥」、第三部「水の精・オンディーヌ」にわかれ、全編をつうじてマーゴット・フォンティーンとマイケル・サムズが主役をつとめている。その他ローヤル・バレエ団のメンバー、ブライアン・アシュブリッジ、レスリー・エドワーズ、ジュリア・ファロン、ローズマリー・リンゼイ、フランクリン・ホワイト、アレキザンダー・グラントなど多くの踊り手たちが出演している。彼らのくりひろげる舞台をとらえるために三百五十人の撮影班が組織され実数二十四時間で撮影は終了した。マーゴット・フォンティーンはこの撮影で六足のバレエシューズをはきつぶしてしまったと伝えられる。十一台のキャメラはあらゆる角度からバレエの舞台をレンズにおさめた。製作にあたったのはポール・ツィンナー自身。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「ローヤル・バレエ」のストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「ローヤル・バレエ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ローヤル・バレエ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
製作国 | イギリス |
製作年 | 1960 |
公開年月日 | 1961年4月20日 |
上映時間 | 137分 |
製作会社 | ランク・オーガニゼーション(パウル・ツィンナー・プロ) |
配給 | 日本RKO |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
音量 | モノラル |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1961年2月上旬ベスト・テン総決算特別号 | 新作グラビア ローヤル・バレエ |
1961年3月上旬号 | 外国映画紹介 ローヤル・バレエ |
1961年3月下旬号 |
VARIETY 映画「ローヤル・バレエ」の醍醐味 フォンテインのこと VARIETY 映画「ローヤル・バレエ」の醍醐味 英国バレエのバックボーン |
1961年6月上旬号 | 外国映画批評 ローヤル・バレエ |