女はコワイです

おんなはこわいです LE SOUPIRANT
上映日
1963年11月23日

製作国
フランス

制作年
1962
上映時間
83分

レーティング
一般映画
ジャンル
コメディ

check解説

フランスの新人監督ピエール・エテがジャン・クロード・カリエールと共同オリジナル・シナリオを執筆、自ら演出したコメディ。撮影はピエール・ルヴァン、音楽はジャン・パイヨーがそれぞれ担当した。映画の中のシャンソンはベアトリス・アルナックがうたう。出演者はピエール・エテの他にクロード・マッソ、ドニーズ・ペロンヌ、ローランス・リニェール、フランス・アルネル、カリン・ベズレーら。2022年12月、ピエール・エテックス レトロスペクティブ(シアター・イメージフォーラムほか)にて「恋する男」のタイトルで再上映。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「女はコワイです」のストーリー

フランスのある家庭。ある日、父親(クロード・マッソ)から息子(ピエール・エテ)は結婚の話をされ、色々な女性を求めて町を歩いたが、この純情青年には振向く女性はなかった。この家に下宿していたスウェーデンの美少女(カリン・ベズレー)にもプロポーズしたが、仏語のわからない彼女にはさっぱり。息子はついにナイトクラブでローレンス(ローランス・リニェール)という女と知りあったが、この女、大酒のみで困った性格だが、それでも息子は優しく親切であった。ところが、テレビの中で悩ましく歌う歌手(フランス・アルネル)を見てたちまちノボセる。理想の女性であったわけだ。部屋中を彼女のブロマイドで飾りたて、等身大の立看板まで持ち込む程の執心ぶり。この有様を見たスウェーデン娘の哀しみを息子に理解出来るワケもなく、苦心サンタンようやく歌手の楽屋を訪ね、その夢と現実のあまりの差異に息子ははじめて大声で快活に笑った。スウェーデン娘が淋しくパリを後にするとき、彼女こそ、彼の純情を理解した真実人生の伴侶にふさわしい女性であったことに彼は気づき後を追う。彼と彼女が嬉しく握手しようとしたとき、息子は画面から外されてしまう……。

「女はコワイです」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「女はコワイです」のスペック

基本情報
ジャンル コメディ
製作国 フランス
製作年 1962
公開年月日 1963年11月23日
上映時間 83分
製作会社 コシノール
配給 東和
レイティング 一般映画
カラー/サイズ モノクロ
音量 モノラル

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1963年11月上旬号 特別グラビア 「次郎長三国志」のマキノ組
日本映画紹介 次郎長三国志
新作グラビア 女はコワイです
1963年11月下旬号 日本映画紹介 眠狂四郎殺法帖
旬報試写室 女はコワイです
1963年12月上・下旬合併号 日本映画批評 眠狂四郎殺法帖
旬報試写室 女はコワイです
外国映画紹介 女はコワイです
1964年1月下旬正月特別号 新作グラビア 赤いハンカチ
外国映画批評 女はコワイです

「女はコワイです」を観ているあなたにおすすめの映画