解説
ブライアン・フォーブスとブライアン・クレメンスの脚本を「恐怖」のセス・ホルトが演出した風俗ドラマ。撮影は「武器の報酬」のジェラルド・ギブス、音楽はロン・グレイナーが担当した。製作はヴィクター・リンドン。出演は「西部開拓史」のキャロル・ベイカー、「恐怖の報酬」のペーター・ファン・アイク、ほかに イアン・バネン、デンホルム・エリオット、ヨルグ・フェルミー、マリオ・アドルフ、ハリー・バードなど。
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「白昼の情事」のストーリー
サハラ砂漠の真ン中に石油輸送パイプの中継所があった。新しく赴任したマーティン(ヨルグ・フェルミー)の他に、独裁者的な所長クレイマー(ペーター・ファン・アイク)気取り屋の次長メイシー(デンホルム・エリオット)、粗野なフレッチャー、混血の大男サントス達がいたが、殺風景な隔絶された石油ステーションの中で、あらゆる欲望を犠牲にしながら苛立たしい生活をつづけていた。ある日、クレイマーの命令で始められたポーカーが白熱し、勝ち残ったクレイマーとマーティンが賭け金のことで喧嘩になろうとしたき、一台の自動車が猛スピードで走って来、ドラム缶の山に激突した。中にはキャサリーン(キャロル・ベイカー)と彼女の前の夫ジミーが気絶していた。ジミーが復縁を嫌う彼女と無理心中を企ったのだった。意識を回復した彼女には溢れるような性的魅力があった。彼女を中心に、五人の男達は異様な動きを始めた。そして、クレイマーが最初に彼女を得、マーティンも忍び込みに成功した。一方、奇跡的に快方へ向ったジミーは、彼女への情熱をますます燃え上らせていた。やがて彼女の魅力に心を奪われたクレイマーは彼女と一緒にここを去ることを決めた。だがマーティンが本当の彼女の心は自分にある、と挑戦するように言った。そのころ、キャサリーンはジミーに別れを告げるため、彼の病室を訪れたが、握られていたナイフで刺され、血に染って死んだ。
「白昼の情事」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「白昼の情事」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | イギリス |
製作年 | 1964 |
公開年月日 | 1964年6月30日 |
製作会社 | CCCフィルム |
配給 | アライド・アーチスツ |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | モノクロ/ビスタ |
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