まぼろしの市街戦

まぼろしのしがいせん The King of Hearts
上映日
1967年12月16日

製作国
フランス

制作年
1967
上映時間
102分

レーティング
一般映画
ジャンル
戦争

check解説

「カトマンズの男」のフィリップ・ド・ブロカが製作・監督。脚本はダニエル・ブーランジェがブロカと共同で執筆、撮影はピエール・ロム、音楽を「カトマンズの男」のジョルジュ・ドルリューが担当している。出演者には「ジョージー・ガール」のアラン・ベイツ、「ピストン野郎」のジャン・クロード・ブリアリ、「戦争は終った」のジュヌヴィエーヴ・ビジョルド、「ファントマ ミサイル作戦」のフランソワーズ・クリストフ、「黒い情事」のピエール・ブラッスール、「二人の殺し屋」のミシュリーヌ・プレール、「サンダーボール作戦」のアドルフォ・チェリなど。イーストマンカラー、テクニスコープ。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】まぼろしの市街戦 ≪4Kデジタル修復版≫

  • 【BD】まぼろしの市街戦 ≪4Kデジタル修復版≫

  • 【DVD】まぼろしの市街戦 ≪4Kデジタル修復版≫

  • 【BD】まぼろしの市街戦 ≪4Kデジタル修復版≫

  • 【DVD】まぼろしの市街戦 ≪4Kデジタル修復版≫

TVで観る

ユーザーレビュー

「まぼろしの市街戦」のストーリー

第一次大戦中、パリ北方の小さな村を撤退するドイツ軍は時限爆弾を仕掛けた。これを知った村人の一人は、進撃してくるイギリス軍にこれを告げた。隊長バイベンブルック大佐(A・セリ)は伝令兵プランピック(A・ベイツ)を村に派遣し、爆弾を見つけて撤去せよと命じた。村は噂におびえ、大半が避難し、残されたのはサーカスの動物と精神病院の狂人だけだった。猛獣は往来をさまよい、解放された狂人は空家に入りこんで夢のような生活をはじめていた。公爵(J・C・ブリアリ)、公爵夫人(F・クリストフ)は村の名士、僧正(J・ギオマール)は寺院に納り、エバ(M・プレール)はコクリコ(G・ビヨルド)たち、娘を集めて女郎屋を開業、将軍(P・ブラッスール)は幻想の軍隊を編成した。プランピックは戦場のまっただ中で、陽気に優雅に暮らしている村人を発見して呆気にとられたが、彼をハートの王様にし、コクリコと結婚させると聞いて初めて狂人の世界に踏み込んだと覚った。彼は善良な狂人たちを避難させようとしたが誰も動かなかった。彼は最後の数時間を皆と共に楽しむ決心をした。プランピックは花嫁のコクリコから時限爆弾の隠し場所を聞き、無事撤去した。そんな中、戦略的要地のこの村を独軍、英軍が狙いはじめ、両軍の偵察隊が乗りこんで来た。両軍は激戦を展開、相撃ちで双方とも全滅した。狂人たちは余りの狂気の沙汰にゲンナリして精神病院に帰っていった。英雄となったプランピックは、進撃途上にある次の村の爆破を命じられた。彼は遠ざかる村を見つめていた。そして、彼は脱走した。鳥カゴを持ち、素っ裸になったプランピックは精神病院の門をくぐり、友人たちの中に入って行くのだった。

「まぼろしの市街戦」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「まぼろしの市街戦」のスペック

基本情報
ジャンル 戦争
製作国 フランス
製作年 1967
公開年月日 1967年12月16日
上映時間 102分
製作会社 フィルデブロク
配給 ユナイト
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 モノラル

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1967年9月下旬号 新作グラビア まぼろしの市街戦
外国映画紹介 まぼろしの市街戦
1968年1月上旬正月特別号 外国映画批評 まぼろしの市街戦

今日は映画何の日?

注目記事