解説
'59年、イギリスに起きた「プロヒューモ事件」をめぐる男女の愛憎を描く実話ドラマ。エグゼクキュティヴ・プロデューサーはニック・パウエルとジョー・ボイド、製作はスティーブン・ウーリー、監督はマイケル・ケイトン・ジョーンズ、脚本はマイケル・トーマス、撮影はマイク・マロイ、音楽はカール・デイヴィスが担当。出演はジョン・ハート、ジョアン・ウォーリー・キルマーほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「スキャンダル(1989)」のストーリー
'59年、整骨医スティーブン・ワード(ジョン・ハート)は、行きつけのキャバレーのショー・ガール、クリスティーン・キーラー(ジョアン・ウォーリー・キルマー)に目をとめ、彼女をより魅惑的な女性に変身させようと教育を始める。やがてキャバレーのショウ・ガールとしてやって来たマンデイ・ライス・デイヴィス(ブリジット・フォンダ)という女性と友達になったクリスティーンは、ホテルのパートナーで、ソ連軍人というふれ込みの謎の男ユージン・イワノフ(ジェローン・クラッべ)と出逢う。そして彼女をめぐってイギリスの陸軍大臣ジョン・プロヒューモ(イアン・マッケラン)が姿を現わしてくる。2人の男の間で揺れるクリスティーンの思いは、やがてプロヒューモの方に傾いてゆくが、情事を重ねる2人の関係は長くは続かなかった。'61年8月、ブロヒューモは20ポンドを置いてクリスティーンのもとを去ってゆく。それから1年後、前の男とのいざこざに巻き込まれたクリスティーンは警察で事情聴取をうけ、その帰り道、一人の新聞記者からイワノフ、プロヒューモ、そしてスティーブンとの関係を聞かれる。それが「プロヒューモ事件」の始まりであった。パニックの中でプロヒューモは大臣を辞任、関係者が次々と逮捕されてゆく。そんな中でクリスティーンは自分の態度を恥じることなく裁判に挑むが、判決は有罪であった。そしてクリスティーンと共に執行猶予つきの判決を受けたスティーブンは、追いつめられた末に自ら命を絶つのだった。
「スキャンダル(1989)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「スキャンダル(1989)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | イギリス |
製作年 | 1989 |
公開年月日 | 1989年11月11日 |
製作会社 | パラス・ピクチャーズ・プロ |
配給 | ヒューマックスピクチャーズ=ギャガ・コミュニケーションズ |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1989年11月上旬号 | 試写室 スキャンダル |
1989年11月下旬号 | グラビア スキャンダル |
1990年4月上旬号 | 外国映画紹介 スキャンダル |