解説
レオ・N・トルストイが1889年に発表した同名小説の映画化。
ユーザーレビュー
「クロイツェル・ソナタ(1987)」のストーリー
夜汽車で中年の紳士ワシーリー・ボズドヌイシェフ(オレーグ・ヤンコフスキー)が相客(アレクサンドル・トロフィーモフ)に波乱の半生を語り始める。放蕩に明け暮れていた彼が30歳を越えて結婚したリーザ(イリーナ・セレズニョーワ)は没落地主の娘で、愛くるしい女性だった。5人の子供が生まれ、よそ目には優しい夫であり良き父親と写ったが、二人の間には深い溝ができていた。夫の旧友でパリ仕込みの伊達男、ヴァイオリニストのトルハチェフスキー(ドミトリー・ポクロフスキー)が邸に出入りするようになり、ある夜、トルハチェフスキーとリーザがデュエットで奏でるクロイツェル・ソナタを聴いた時、ワシーリーは妻への疑惑を抱いた。その後、怒りにかられたワシーリーは妻を刺す。息たえだえの妻を前に、彼は初めてこれまでの生活の無意味さを悟り、許しを乞うのだった。
「クロイツェル・ソナタ(1987)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「クロイツェル・ソナタ(1987)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 文芸 |
製作国 | ソ連 |
製作年 | 1987 |
公開年月日 | 1989年11月11日 |
製作会社 | モスフィルム |
配給 | 日本海映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
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1989年12月上旬号 | グラビア クロイツェル・ソナタ |