解説
“濡れた欲情”シリーズ二作目。社会の片隅の底辺に生きる踊り子たちの青春と、たくましい生命力を描く。脚本は鴨田好史、監督は脚本も執筆している「四畳半襖の裏張り」の神代辰巳、撮影も同作の姫田真佐久がそれぞれ担当。
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「濡れた欲情 特出し21人」のストーリー
ストリッパー夕子のひも、芳介はサイフを拾った時から運が向いてきて、釜ヶ崎から出る決心をした。とあるドライブインで、芳介はメイ子という女と会い、二人の心はいつしか共に旅をするまでに結ばれていた。東北のさびれたストリップ劇場。芳介はメイ子をストリッパーとして指導していたが、そこに、前いた一座を追われた夕子が現われた。底辺に生きる若者たちは、それ以来奇妙な関係で結ばれた。夕子とメイ子はレズコンビを組み、芳介とともに各地を流れた。だが、やがて変化のない生活に飽きた芳介は二人の元を去った。夕子とメイ子は元の一座に戻っていった。ある日、芳介は“はみだし劇場”の外波山という男に会った。意気投合した外波山に芳介は、二人の女と別れて来た悲哀を語った。そして、芳介は客のさゆりを誘惑し、メイ子の時と同じように、また二人で旅に出るのだった。一方、一座に戻った夕子は、すでに芳介の子供を宿していた。そんな夕子を、メイ子や仲間の踊り子たちは、いい子を生むように、と励ますのだった……。
「濡れた欲情 特出し21人」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「濡れた欲情 特出し21人」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | エロス |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1974 |
公開年月日 | 1974年1月3日 |
上映時間 | 77分 |
製作会社 | 日活 |
配給 | 日活 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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1974年2月下旬号 | 今号の問題作 濡れた欲情 特出し21人 |