解説
さだまさしのヒット曲「関白宣言」をヒントに映画化したサラリーマン喜劇。脚本は紺野八郎とかがみおさむの共同執筆、監督は「恋の空中ぶらんこ」の松林宗恵、撮影は「トラブルマン 笑うと殺すゾ」の加藤雄大がそれぞれ担当。
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「関白宣言」のストーリー
二十三歳の宇田まさしは理想を追い求め、いまだに恋人もいない。会社の悪友の浩は結婚していて子供もいるし、みのるはガールフレンドにことかかないプレイボーイ。そして、鬼部長からは「君を採用したのは人事のミスだ」とまで言われている。そんなまさしにみかねたみのるは、久美という女の子を紹介する。取柄のないまさしを「仕事の腕は抜群、会社の宝」と持ち上げ、さらに「おじいさんの遺産の無人島を持っている」と言う。この島の話は本当だそうだ。そんな話に目を輝かせる久美。まさしは勿論一目惚れ、何とかデートにこぎつけたが、久美があの鬼部長の娘と分ったから大変だ。まさしは愕然とするが、一大決心をして、「お願いだから久美さんと交際させて」と言って部長をおこらせてしまう。怒り狂った部長は有能な若手小田を久美に会わす。悲しげな久美は部屋に引きこもったままで、部長が入ると、彼女の前に分厚いメロディつきの手紙がある。こんなもの返してやると言って、翌日、部長はまさしをバーに呼びつけた。ものは試しに歌ってみろと部長が言うのでまさしは歌いはじめた。心をこめて歌う関白宣言。ジッと聞き入る部長の目から思わず涙が。つられそうになったまさしに、部長はもう鬼に見えない。そして、それからことは夢のように運んで、二人は結婚、例の無人島にハネムーンに出発した。
「関白宣言」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「関白宣言」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1979 |
公開年月日 | 1979年12月22日 |
上映時間 | 86分 |
製作会社 | 東宝映画 |
配給 | 東宝 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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