解説
売れないロック・グループと彼らにまとわりつくグルーピーの乱れた関係を描く。脚本は「おんなの寝室 好きくらべ」の佐治乾、監督は「スーパーGUNレディ ワニ分署」の曽根中生、撮影は「堕靡泥の星 美少女狩り」の森勝がそれぞれ担当。
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「赤い暴行」のストーリー
ロック・グループ“デビル”のフジト、アキ、ハント、サガラの四人は一向に芽の出ない毎日に焦りを覚え、そんな気持をグルーピーと関係することで紛らわせていた。フジトはずっと付きまとっていた女子大生のひとみに、売れない奴は嫌いと言われて捨てられてしまう。アキは水商売の女、志津のヒモ同然の生活を送っている。ハントも町で引っかけた美奈と関係を続けるが、次第に彼女が世帯じみた姿に見えてきて辟易している。そんなことで、練習していても、イライラからすぐに喧嘩になり、うまくいかない。ひとみにフラれクサっていたフジトは女子高生のマリと知り合い、彼女を強引に犯してしまう。ところが、フジトは彼女の少女らしい愛らしさに魅せられてしまい、怠惰な毎日からの脱出を考えるようになっていく。二人は恋人同志のように練習にも一緒に顔を出すようになった。ある日、三人はスタジオでフジトを待っていた。イライラするとすぐに喧嘩がはじまる。もう解散寸前だ。そこへ、フジトが真青な顔で入ってきた。マリがトラックにハネられたのだ。フジトは悲しみを、怒りを音楽にぶつけるかのように練習を始める。その姿に、三人は仲間を繋ぐものは音楽しかないということに気づき、再出発に向った。四人の出す音には、以前とは違う、悲しく、セクシーな響きが漂っていた。
「赤い暴行」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「赤い暴行」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1980 |
公開年月日 | 1980年1月5日 |
上映時間 | 77分 |
製作会社 | にっかつ |
配給 | にっかつ |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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