解説
川内康範の原作を「華やかな女豹」の中西隆三が脚色し、「侠花列伝 襲名賭博」の小沢啓一が監督したアクション。撮影は「大幹部 殴り込み」の高村倉太郎が担当した。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「やくざの横顔」のストーリー
本堂哲平は、横浜港に着いた。四年前、故郷若松で兄を殺した新和組幹部二人を射殺し、父太平から一年間の勘当を受けて、代貸堀田の知人・黒木の船に乗っていたのだった。勘当の期限に五日もあるため、哲平は早崎組に身を寄せた。父太平に連絡してもらうと、二度と若松へ帰るな、という冷たい返事だった。茫然とした哲平に、見知らぬ女・りつ子が声をかけた。早崎組に用のなくなった哲平は黒木の世話で船員ホテルへ移った。ある日、数人の男に襲われた哲平を、山田銀造が助けた。何か影のある銀造が哲平は気になった。ホテルに帰った哲平は早崎と新和組が結託している事を知った。暗い気持の哲平も、りつ子とのデートの時は明るさを取戻した。しかし、りつ子は銀造の情婦で、銀造は、新和組に雇われた殺し屋だった。やがて銀造からの挑戦状に応じた哲平は、相対したが、銀造は哲平に刺されて死んだ。りつ子と哲平の幸わせを願って、自ら命を落したのだった。哲平は、りつ子と銀造の墓に詣でている時、早崎組の竹田に不意討を喰い、傷を負った。りつ子の看護で哲平が回復した頃、若松では太平が新和組に寝返った不知火の政に殺された。それを知らせようとした堀田も、横浜駅で政に刺された。父と堀田の死を聞いた哲平は、涙と共に早崎組に殴り込んだ。早崎、園村、政らが哲平の怒りの白刃に倒れた。
「やくざの横顔」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「やくざの横顔」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1970 |
公開年月日 | 1970年1月24日 |
上映時間 | 95分 |
製作会社 | 日活 |
配給 | 日活 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1970年2月下旬号 |
日本映画批評 やくざの横顔 日本映画紹介 やくざの横顔 |