解説
「紅の翼(1954)」のロバート・フェローズが1954年に製作したシネマスコープ曲馬団物語。ポール・フィックス、フィリップ・マクドナルド、ジェームズ・エドワード・グラントの脚本から「ホンドー」のジェームズ・エドワード・グラントが監督した。撮影は「スプリングフィールド銃」のエドウィン・B・デュパー、音楽は「男の叫び」のエミール・ニューマンと「無宿者」のアーサー・ランジ。出演者はクライド・ビーティー自身、探偵小説家ミッキー・スピレーン自身、「ジュビリー街道」のパット・オブライエン、「放射能X」のシーン・マックローリー、新人マリアン・カー、ジョン・ブロムフィールドら。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「恐怖のサーカス」のストーリー
殺人狂ダブリンが精神病院から脱走して、転轍手を絞殺したのち衣服をとりかえて進行して来る列車につきとばした。新聞は脱走者が轢殺されたと報道した。ダブリンはかつて勤めていたクライド・ビーティー大曲馬団に雇われた。サーカスは数週間都市から都市へと巡業を続けていたが、クライド団長は最近頻繁に起こる不快な事件に頭を悩ませ、ミッキー・スピレーンに入団を乞うた。しかし怪事件は後を絶たず、総支配人フランク・ウォレス(パット・オブライエン)以下一同は恐怖の日日を過ごしていた。この事件の張本人は道化師トウィッチーだったが、彼はダブリンから前科をばらすと脅迫されてやむなくサボをやっていたのだった。欠員のため、再びリング・マスターに返り咲いたダブリンは、空中曲芸の花形ヴァレリーに昔の関係を持ち出して言い寄り、ヴァレリーの相手役で夫であるアーマンドを殺せとトウィッチーに命令した。しかし計画が失敗し、スピレインと刑事ポール・ウィリアムスに見破られそうになったのでトウィッチーを水槽で殺してしまった。一座が次の街に移動するときスピレインはダブリンが犯人である証拠を握ったが、彼は列車から飛びおりて逃走した。そして深夜サーカスに舞い戻り、虎を放ってアーマンドを殺そうとしたが、逆に虎の餌食となってしまった。
「恐怖のサーカス」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「恐怖のサーカス」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1954 |
公開年月日 | 1955年1月2日 |
製作会社 | WB映画 |
配給 | ワーナー・ブラザース映画会社 |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1954年12月上旬号 | グラフィック 恐怖のサーカス |
1955年新年特別号 | 外国映画紹介 恐怖のサーカス |
1955年2月上旬ベストテン発表記念特別号 | 外国映画批評 恐怖のサーカス |