解説
横浜を舞台に、友人の兄の消息を調べることになった私立探偵が、事件に巻き込まれる様を描く無国籍風アクション。″私立探偵マイクシリーズ第一弾″と銘打たれたもので、「アジアン・ビート アイ・ラブ・ニッポン」の企画・原案・プロデュースを経た林海象が台湾のスタッフの協力を得て監督。脚本は林と「無敵のハンディキャップ」の監督天願大介、撮影監督は「獅子王たちの最后」の長田勇市が担当。
ユーザーレビュー
「我が人生最悪の時」のストーリー
横浜・黄金町。映画館の2階に事務所を構える探偵・濱マイクは、ケンカから助けた台湾人の楊海平に日本にいる兄の捜索を依頼される。マイクはタクシー運転手の旧友・星野と共に捜査を進めていくが、背景にアジア系外国人で構成されている黒狗会と台湾マフィアの抗争があること、その組員の一人が海平の兄であることが分かる。師匠の宍戸と妹の茜は深入りしないようマイクに忠告するが、彼は聞かなかった。だが海平の兄探しの話はカムフラージュで、彼は対立する黒狗会にいる兄を殺す立場であった。そのことを知ったマイクは海平をそのまま帰国させようとするが、組織の陰謀により海平は兄と争い、二人とも死んでしまう。何も出来なかったマイクはせめてもと台湾にいる海平の婚約者に指輪を届けるのだった。
「我が人生最悪の時」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「我が人生最悪の時」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1994 |
公開年月日 | 1994年3月5日 |
上映時間 | 92分 |
製作会社 | フォーライフレコード=映像探偵社作品(製作協力=小大電影社) |
配給 | ナカチカピクチャーズ(ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | モノクロ/シネスコ |
音量 | ドルビー |
公式サイト | https://hamamaiku-30th.jp/ |
コピーライト | (C)「私立探偵 濱マイク」プロジェクト |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2023年8月号 | COMING Old Pictures 「我が人生最悪の時 4Kデジタルリマスター版」 |
1993年9月上旬号 | 撮影現場訪問 我が生涯 最悪の時 |
1994年3月下旬号 | グラビア 《New Release》(新作映画紹介) 我が人生最悪の時 |
1994年4月下旬号 | 劇場公開映画批評 我が人生最悪の時 |
1994年5月上旬号 | 日本映画紹介 我が人生最悪の時 |