解説
20世紀初頭に実在した銀行強盗4兄弟の生きざまを描いた青春ドラマ。監督は「恋人たちの距離」のリチャード・リンクレイター。脚本は『死のロデオ』(52、ロバート・ミッチャム主演、ニコラス・レイ監督、テレビ放映のみ)の脚本も手掛けた作家クロード・スタヌッシュの原作を元に、スタヌッシュ、リンクレイターと彼とコンビを組むクラーク・リー・ウォーカーが共同で担当。製作のアン・ウォーカー=マクベイ、製作総指揮のジョン・スロス、編集のサンドラ・アデアーは「恋人たちの距離」に続く参加。撮影は「悪魔のような女」のピーター・ジェームズ。音楽はテキサス出身のバンド、バッド・リヴァーズで、スコアはリーダーのエドワード・D・バーンズが担当。美術は「マッド・シティ」のキャサリン・ハードウィック。衣裳は「ピースメーカー」のシェリー・コマロフ。出演は「アミスタッド」のマシュー・マコナヘイ、「恋人たちの距離」「大いなる遺産」のイーサン・ホーク、「TOUCH タッチ」のスキート・ウーリッチ、「草の上の月」のヴィンセント・ドノフリオ、『ER 緊急救命室』のレギュラーであるジュリアナ・マルグリーズ、「シーズ・ソー・ラヴリー」のクロエ・ウェッブ、「スリング・ブレイド」のカントリーの人気歌手ドワイト・ヨーカム、「ミッドナイト・エクスプレス」のボー・ホプキンスほか。
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「ニュートン・ボーイズ」のストーリー
1911年、テキサス州コーヴァルド郡。出所したウィリス・ニュートン(マシュー・マコナヘイ)は弟ジェス(イーサン・ホーク)とジョー(スキート・ウーリッチ)、さらにしばらくして脱獄した長兄のドック(ヴィンセント・ドノフリオ)も加えて、人ひとり殺さない鮮やかな手口で次々に銀行強盗を成功させる。FBIのアルドリッチ(ボー・ホプキンス)はニュートン兄弟の逮捕のため全力の捜査を続けるが、彼らはしっぽをつかませない。そうこうするうちに、ウィリスはいつしかホテルのフロント係をしていたルイーズ(ジュリアナ・マルグリーズ)と深い関係に。ルイーズはウィリスの正体を知ってショックを受けるが、彼からシカゴのインペリアル銀行で最後にすると聞いて、彼を許した。ウィリスは強盗で得た金を元手にひと財産築く夢を追っていた。だが、金をつぎこんだ石油発掘が失敗、彼は無一文に。資金援助もした兄弟は彼を責めず、カウボーイを始めた。ウィリスが彼らに負い目を感じていた矢先、彼は300万ドルの現金書留を積んだ郵便列車が通るという情報を知る。かくしてウィリスは兄弟を集め、一世一代、ニュートン最後の強盗の計画を決行するのだった。
「ニュートン・ボーイズ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ニュートン・ボーイズ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1998 |
公開年月日 | 1999年5月15日 |
上映時間 | 121分 |
製作会社 | ディトウアー・フィルム作品 |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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