フラミンゴの季節

ふらみんごのきせつ
上映日
1999年6月12日

製作国
ドイツ スイス アルゼンチン

制作年
1997
上映時間
95分

レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

さびれた村に渦巻く、人々の欲望と愛憎を描いた一編。監督はシーロ・カペラッリで脚本も担当。脚本はこの他グラシエラ・マリエ、オスバルド・バイエル。製作はアルベルト・キツラー。撮影は「時の翼に乗って ファラウェイ・ソー・クロース!」のユルゲン・ユルゲンス。音楽はグスタボ・ベイテルマン。美術はペペ・ウリア。編集はタニア・シユテックリン。録音はハンス・キュンツィ。出演は「ライブ・フレッシュ」のアンヘラ・モリーナ、アルゼンチン気鋭の若手俳優ダニエル・クスニエスカほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「フラミンゴの季節」のストーリー

パタゴニア、夏。この地に飛来するフラミンゴと共に、ブエノスアイレスから測量技師マリオ(ダニエル・クスニエスカ)がサン=ロレンソ村にやって来た。マリオの目的は船を陸上輸送するための事前調査だが、船の通過に村人たちは多大な期待を寄せていた。特に村の実力者バサン(パトリシオ・コントレーラス)は、鉱山の開発でひと儲けすることをもくろんでいた。そんな折洋品店に立ち寄ったマリオは店のグロリア(アンヘラ・モリーナ)に一目ぼれする。店の外には行方不明の父親を探すインディオのロサ(ルイサ・カルクーミ)の姿があった。インディオの土地に鉱山があり、ロサの父親がバサンと会うと言って姿を消したと聞いたマリオは、グロリアと共に土地問題に関わるようになる。村人たちの間でバサンに対する様々な噂が渦巻く中、バサンはマリオに賄賂を持ちかける一方、かねてから性的関係にあった13歳のメイド、ファニータ(ジェシカ・カルドーソ)と結婚する。そしてロサの父親が持っていた石を分析したところ、金が含まれていることがわかった。だが船の輸送経路の途中で地震が起こり、計画は中止に。ロサの父親も結局見つからなかった。村に残ることに決めたグロリアに石の分析表を手渡し、車で後にするマリオ。彼の軍の荷台にはバサンを撃ち殺したファニータが息を潜めていた。

「フラミンゴの季節」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「フラミンゴの季節」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 ドイツ スイス アルゼンチン
製作年 1997
公開年月日 1999年6月12日
上映時間 95分
製作会社 トランス・フィルム=ヴィデアル=ボイエ・ブック=シネ・マニュファクチェア=C.P.A.=アレフ・プロ・フィルム作品(NHK=NHKエンタープライズ21=西友=キネマ旬報=サンダンス・インスティテュート提供)
配給 日本ヘラルド映画配給(日本ヘラルド映画=アミューズ提供)
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1958年10月上旬40年記念号 日本映画紹介 隠密七生記
1959年2月下旬号 日本映画紹介 警視庁物語・顔のない女
1999年3月下旬号 COMING SOON【新作紹介】 フラミンゴの季節
1999年7月下旬号 外国映画紹介 フラミンゴの季節