解説
狂言師として活躍を続ける野村万之丞が、自らメガホンを取り自身の活動と芸術論をとらえたセルフ・ドキュメンタリー。映画監督・すずきじゅんいちや映画評論家・田中千世子らがプロデューサーを務める他、撮影には「ダンジェ」の長田勇市があたっている。国際交流基金助成作品。スーパー16ミリからのブローアップ。
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ユーザーレビュー
「萬歳樂」のストーリー
和泉流狂言・野村万蔵家に生まれた狂言師・野村万之丞。自らを楽劇人と称する彼の活動は、伝統的な狂言は勿論のこと、能と狂言を合わせた新生作や、中国や西洋風俗を取り入れた野外ミュージカル大田楽、更に長野パラリンピックの閉会式の演出など幅広い。しかし、彼のそうした活動の根底にあるのは、狂言の発展を願う気持ちである。映画は、能舞台の東西南北の意味や、何故舞台では常に左足を優先させるのか、祝典と式典と祭典の意味するものは何かなど、万之丞が心理学者・河合隼雄らとそのような疑問を解き明かしつつ、彼の活動をとらえていく。
「萬歳樂」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「萬歳樂」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アート |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1999 |
公開年月日 | 1999年10月30日 |
上映時間 | 76分 |
製作会社 | 楽劇コースケ事務所(制作 フィルムヴォイス) |
配給 | 楽劇コースケ事務所 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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