解説
1970年に自ら命を絶ってから35年が経つ今日でもなお、日本のみならず世界的に影響を与え続ける偉大な作家、三島由紀夫をめぐる異色のドキュメンタリー・フィルム。監督は「能楽師」の田中千世子。ゆかりの人にマイクを向けるのではなく、彼が残した作品を通じてのみ三島と関わりを持ってきた、現在第一線で活躍する国内外のアーティストたちによるそれぞれの“三島論”が浮かび上がらせる新たな三島像を描き出す。
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ユーザーレビュー
「みやび 三島由紀夫」のストーリー
1925年1月に生まれ1970年11月に逝った三島由紀夫は2005年に生誕80年、没後35年を迎える。この映画には、作家の平野啓一郎をはじめとして現代に活躍する11人のアーティスト、文化人が登場する。彼らの三島観は、彼ら自身の表現活動と決して無縁ではない。平野啓一郎は文学について語り、現代美術の柳幸典は、九州の海から〈三島と日本と自分〉について考える。アイスランド人演出家グンナルソンは、三島の「近代能楽集」を演出したが、歌舞伎とも能とも違う三島独自の〈詩〉の世界を彼はそこに見る。
「みやび 三島由紀夫」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「みやび 三島由紀夫」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 伝記 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2005年10月1日 |
上映時間 | 74分 |
製作会社 | 『みやび 三島由紀夫』製作委員会 |
配給 | パンドラ |
レイティング |
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2005年10月上旬特別号 | 特集 「みやび 三島由紀夫」 田中千世子監督 インタビュー |