解説
夫の浮気相手の連れ合いの弁護士を誘拐して、子供ふたりとヴェニスへ向かう中年女性の珍道中をコミカルに描いたロード・ムービー。監督はドイツでドキュメンタリーやテレビで活躍する中堅監督ヴィヴィアン・ネーフェ。脚本はネーフェ、ワルター・ケルガー、バーバラ・ヤーゴ、パメラ・カッツ。撮影はパーター・ドゥットリング。音楽はディーター・シュライプ。出演はアグライア・シスコヴィッチ、「ラン・ローラ・ラン」のハイノ・フェルヒほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「逢いたくてヴェニス」のストーリー
ミュンヘン。勝ち気で活発な女性エヴァ(アグライア・シスコヴィッチ)は、売れない画家の夫ルイス(ゲデオン・ブルクハート)とふたりの子供フロリアンとローザを養うため、ウェイトレスをして日々の生計を立てる日々。ある日、出かけるというルイスを空港に見送りに行った彼女は、夫がパトロンで有名な女銀行家シャルロット(ヒルデ・ファン・ミーゲン)と一緒に旅立つのを見て激怒。エヴァは怒りにまかせて彼女の夫で有能だが高慢ちきな弁護士ニック(ハイノ・フェルヒ)の元に赴き、彼をおもちゃのピストルで脅して誘拐。彼を人質に子供ふたりを連れて、留守電から突き止めた夫の不倫旅行先のヴェニスへ旅立つ。泥棒の被害にあったり、無銭飲食をしたりとさんざんな目にあう4人だが、そんな道中でニックはエヴァに揺り動かされていく。一方、最初はうまくいっていたルイスとシャルロットも、やがてすれ違いに。彼らの帰国の日、ルイスたちにめぐりあうエヴァ一行。それぞれ元のさやにおさまったとみえたが、お互いに忘れられなくなっていたエヴァとニックは劇的な再会を果たすのだった。
「逢いたくてヴェニス」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「逢いたくてヴェニス」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | ドイツ |
製作年 | 1997 |
公開年月日 | 1999年12月18日 |
上映時間 | 93分 |
製作会社 | オルガ・フィルム作品 |
配給 | パンドラ |
レイティング |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2000年1月上旬新年特別号 | COMING SOON 逢いたくてヴェニス |
2000年2月上旬号 | 外国映画紹介 逢いたくてヴェニス |