ヒマラヤ杉に降る雪
ひまらやすぎにふるゆき Snow Falling on Cedars
解説
戦争で引き裂かれた日系人女性と米国人男性の恋を描いた大河ロマン。デイヴィッドッド・グターソンのベストセラー『殺人容疑』(講談社刊)の映画化。監督は「シャイン」のスコット・ヒックス。脚本はヒックスと「エントラップメント」のロン・バス。撮影は「JFK」のロバート・リチャードソン。音楽は「シックス・センス」のジェームズ・ニュートン・ハワード。美術は「L.A.コンフィデンシャル」のジーニン・オプウォール。編集は「モンタナの風に抱かれて」のハンク・コーウィン。衣裳は「デッドマン・ウォーキング」のレネ・アーリック・カルファス。出演は「ニュートン・ボーイズ」のイーサン・ホーク、「ピクチャー・ブライドの工藤夕貴ほか。
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「ヒマラヤ杉に降る雪」のストーリー
1954年。ワシントン州のサン・ピエドロ島で第一級殺人の裁判が開かれる。容疑者は日系人のカズオ(リック・ユーン)。漁師のカール(エリック・サル)を殺した罪に問われているのだった。前日にカールに会っていたカズオは不利な立場だった。傍聴席に座る新聞記者のイシュマエルはカズオの妻・ハツエ(工藤夕貴)と十数年前、愛し合う仲だったが、太平洋戦争が二人を引き裂き、ハツエはカズオと結婚。イシュマエルも戦争で片腕を失っていた。イシュマエルはカズオが無罪だという証拠を握っていたが、ハツエをいまだに愛している彼は証拠を提出する決意がつかない。日系人に対する差別が渦巻く法廷で、カズオは孤立していた。良心と過去の傷の間で、イシュマエルは引き裂かれるが、愛が運命を決めるのだった。
「ヒマラヤ杉に降る雪」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ヒマラヤ杉に降る雪」のスペック
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