解説
友人の葬儀を機に人生の壁に突き当たる中年男三人組の姿をコミカルに映し出したドラマ。監督・脚本は「アメリカの影」などのインディペンデント映画の名匠ジョン・カサヴェテス。製作のアル・ルーバン、製作補のサム・ショウはカサヴェテス作品の常連。撮影は「ジングル・オール・ザ・ウェイ」のヴィクター・J・ケンパー。出演はカサヴェテス作品の常連ピーター・フォーク、ベン・ギャザラほか。
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「ハズバンズ」のストーリー
広告マンのハリー(ベン・ギャザラ)、新聞記者のアーチー(ピーター・フォーク)、歯科医のガス(ジョン・カサヴェテス)は、ニューヨーク郊外で生まれ育った親友同士。突然、彼らの仲間のスチュワート(デイヴィッド・ローランズ)が死に、その葬儀に赴いた3人。だが、やりきれなさを覚えた彼らは夜通し飲んでバカ騒ぎを繰り広げる。ひとりだけ飲んでも吐けないハリーは疎外感に悩むかのようにふたりに気持ちを打ち明ける。妻とうまくいっていない彼は、ふたりを伴って帰宅するが結局喧嘩し、暴力をふるったところを彼らに制止された。彼は「家には戻らない」とふたりにパスポートを見せ、結局何かに背中を押されるように3人はロンドンへ旅立つ。大雨のなかロンドンに着いた彼らは、3日続きの徹夜にも懲りず、タキシードでカジノへ向かい、ギャンブルにも飽きて女をひっかける。相手の女に心ひかれながらも、ガスとアーチーは帰ることを決めたが、部屋に3人の女を引き入れていたハリーだけは残していくことに。ふたりは子供たちへの土産を抱え、家路につくのだった。
「ハズバンズ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ハズバンズ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1970 |
公開年月日 | 2000年3月18日 |
上映時間 | 130分 |
製作会社 | コロムビア映画=フェイス・ミュージック作品 |
配給 | ビターズ・エンド |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | モノラル |
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