解説
痴呆症の老人を抱え、家庭崩壊の危機にあった一家が再生していくまでを描いたホーム・ドラマ。監督は「花のお江戸の釣りバカ日誌」の栗山富夫。自らの原作を「虹の橋」の松山善三が脚色。撮影を「フリーズ・ミー」の佐々木原保志が担当している。主演は、「どら平太」の神山繁と「Juvenile ジュブナイル」の酒井美紀。
ユーザーレビュー
「ホーム・スイートホーム(2000)」のストーリー
寿司屋を営む山下家では、痴呆症で徘徊を繰り返す元オペラ歌手の祖父・宏の世話に手を焼いていた。そんなある日、息子の太郎が宏に階段から突き落とされ入院するハメに。嫁の菊子は店を切り盛りしなければならないし、孫娘の松子も家庭の事情を抱えている。そこで、ピアノ教師をしながらコンクール出場を目指している次孫の和代が、ひとり暮らしのアパートで宏を預かることになるのだが、彼女も2ヶ月で音を上げる始末。困り果てた松子は、岩手にある女性たちだけのグループホーム”おばんでがんす“に、太郎の退院まで宏を預かってくれるよう手紙を残し、彼を置き去りにしてしまうのだった。勝手な振る舞いに困惑する昌子たちホームの住人。しかし、宏は自然に囲まれたそのホームでの生活で、次第に元気を取り戻していった。そして、それを知った和代は今までの自己中心的な考えの自分を反省し、ホーム運営を志すようになり、退院した太郎も岩手に移ることを決意するのであった。
「ホーム・スイートホーム(2000)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ホーム・スイートホーム(2000)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2000 |
公開年月日 | 2000年11月18日 |
上映時間 | 114分 |
製作会社 | ホーム・スイートホーム製作委員会(製作 シネマエンジェル) |
配給 | ホーム・スイートホーム上映1000人委員会 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビー |
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2001年7月上旬号 | 日本映画紹介 ホーム・スイートホーム |