解説
型破りなスタイルのタップ・パフォーマンス・グループを描く作品。監督・製作総指揮・出演は、タップ・パフォーマンス集団“タップ・ドッグス”の主催者であるデイン・ペリー。製作・原案はヒラリー・リンステッド。脚本はスティーヴ・ワーランド。撮影は「ダンシング・ヒーロー」のスティーヴ・メイソン。音楽はチェザリー・スカビスゼウスキー。編集は「ある貴婦人の肖像」のジェーン・モラン。出演は「コヨーテ・アグリー」のアダム・ガルシア、「ミュリエルの結婚」のソフィー・リー、「AMY/エイミー」のウィリアム・ザッパ、「ベイブ 都会へ行く」のリチャード・カーター、本作が映画デビューとなるサム・ワーティングトン、マット・リーほか。
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「タップ・ドッグス」のストーリー
オーストラリアの鉄鋼都市ニューキャッスル。ショーン・オクデン(アダム・ガルシア)は小さな頃からタップを習い、いつかタップ・ダンスの世界で生きることを夢見ていた。急接近したばかりの美しい娘リンダ(ソフィー・リー)との別れを悔やみつつ、ついに本格的なショービズに参加しようとシドニーへ出向いたショーンだが、肌に合わずまもなく帰郷。さらに、彼の不在中に兄ミッチェル(サム・ワーティングトン)がリンダを奪っていたのを知り、ショックは倍増。タップ一筋を誓うショーンは、仲間たちを集めユニークなタップ集団“ブーツメン”を結成した。彼らは一気に知名度を上げるため、まず3万人の観客でいっぱいのラグビー試合場に突然現われ、タップを踊った。その直後、ショーンは、リンダがミッチェルの子供を妊娠していることを知る。しかしミッチェルは、チンピラのボスのヒューイ(アンソニー・ヘイズ)に襲われて死んでしまった。しかも鉄鋼所が3ヵ月後に完全閉鎖されることが決まり、従業員は全員解雇されることになった。そこでショーンは、工場をステージにして、“ブーツメン”による従業員救済ショーを企画する。そして彼は、子供が生まれたら自分が面倒をみると、リンダにプロポーズした。やがてショーの日。“ブーツメン”のメンバーは、全力で、エネルギッシュに踊るのだった。
「タップ・ドッグス」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「タップ・ドッグス」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2000 |
公開年月日 | 2001年4月7日 |
上映時間 | 95分 |
製作会社 | ヒラリー・リンステッド=デイン・ペリー・プロダクション |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
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