ベティ・サイズモア
べてぃさいずもあ Nurse Betty
解説
メロドラマの主人公を追いかける女性を描く、空想と現実がブレンドされたドラマ。監督はニール・ラビュート。脚本はジョン・C・リチャーズとジェームズ・フランバーグ。撮影は「クレイドル・ウィル・ロック」のジャン・イヴ・エスコフィエ。出演は「ふたりの男とひとりの女」のレニー・ゼルウィガー、「ディープ・インパクト」のモーガン・フリーマン、「ドグマ」のクリス・ロック、「ユー・ガット・メール」のグレッグ・キニア、「エリン・ブロコビッチ」のアーロン・エックハート、「チャーリーズ・エンジェル」のクリスピン・グローヴァーほか。2000年ゴールデン・グローヴ賞ミュージカル・コメディ部門最優秀主演女優賞、同年カンヌ国際映画祭最優秀脚本賞受賞。
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「ベティ・サイズモア」のストーリー
カンザス州の田舎町に住むベティ・サイズモア(レニー・ゼルウィガー)は、ウェイトレス。夫のデル(アーロン・エックハート)は車のセールスマンだが、どうしようもない奴だ。だが昼の連続メロドラマ『愛のすべて』の大ファンであるベティは、いつか看護婦になって、そのドラマの主人公であるデイヴィッド(グレッグ・キニア)のような素敵な医師と結ばれる日を夢想していた。そんなある日、麻薬を横取りした夫が、プロの殺し屋チャーリー(モーガン・フリーマン)と子分のウェズリー(クリス・ロック)に殺される。そのショックで、ベティは夢と現実の境をひょいと飛び越し、昼メロの世界に飛び込んだ。自分を看護婦だと思い込んだベティは、夫を殺した2人に追われていることも知らず、6年前に別れたデイヴィッドとの愛を今こそ貫こうとハリウッドへ車を走らせる。ロサンゼルスに着いたベティは、偶然ケガ人を救ったことで本当に看護婦の職についてしまうが、しかしドラマ上の恋人が現実に存在するはずはない。だがやがて彼女は、デイヴィッド役の俳優であるジョージ・マクコードとめぐり逢う。こうしてドラマと現実がごっちゃに絡み合っていくのだった。
「ベティ・サイズモア」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ベティ・サイズモア」のスペック
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