解説
巨大メスゴリラと人間の恋を描く「キング・コング」をアレンジした作品。1976年に製作されたもののオクラ入りとなっていた。監督・脚本は「ミイラ転生/死霊の墓」のフランク・アグラマ。出演は「if もしも…」でデビューしたロビン・アスクイズほか。日本では、独自の台詞回しによる日本語吹替版のみを公開。声優は広川太一郎(レイ・フェイ役)、小原乃梨子(ルース・ハビット役)ほか。
ユーザーレビュー
「クイーン・コング」のストーリー
イギリスの人気女流監督ルース・ハビット(ルーラ・レンスカ)率いる女性だけの映画撮影隊は、ニュースターの青年レイ・フェイ(ロビン・アスクイズ)主演の新作撮影のため、アフリカの奥地にあるラザンガのジャングルを訪れる。しかしそこにはアマゾネスの王国があり、レイは彼女らに拉致されてしまった。ルースたちが彼の救出に向かうと、レイはすでにいけにえとして祭壇の上に置かれていた。そこに現われたのが、アマゾネスたちの守り神である巨大メスゴリラ、クイーン・コング。そしてなんと、コングはレイに一目惚れ。ルースはそれを利用して、コングを捕獲し見せ物にして一儲けしようと企む。見事捕獲に成功したルースは、コングをロンドンに連れて帰ってショーを開く。さらし物にされて怒ったコングは、鎖を引きちぎり、ロンドンの街を破壊しつつルースに連れ去られたレイと再会。やがて警察や軍隊が動き出すものの、ロンドン中の女性がコングを救うデモを起こし、レイとコングはめでたく結ばれるのだった。
「クイーン・コング」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「クイーン・コング」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | イタリア イギリス |
製作年 | 1976 |
公開年月日 | 2001年9月22日 |
上映時間 | 85分 |
製作会社 | シネ・アート・プロデュージオン=デクスター・フィルムズ |
配給 | アルバトロス・フィルム(ジェイ・シー・エー=ムービーネットインターナショナル=エデン 提供) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://www.movienet.co.jp/QK/ |
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