解説
フィリピンの巨大ゴミ捨て場で、ゴミ拾いを生活の糧とする3家族を追った、「忘れられた子供たち スカベンジャー」の続篇長篇ドキュメンタリー。監督は「忘れられた子供たち~」の四ノ宮浩。撮影監督に「忘れられた子供たち~」の瓜生敏彦があたっている。第52回ベルリン国際映画祭正式招待、文部科学省選定、東京都知事推奨、優秀映画鑑賞会推薦、日本ペンクラブ推薦、芸術文化振興基金助成事業作品。16ミリからのブローアップ。
ユーザーレビュー
「神の子たち」のストーリー
1995年11月、フィリピン政府がスモーキーマウンテンと呼ばれる巨大ゴミ捨て場を閉鎖したことにより、ゴミ拾いを生活の糧としていた人たちが隣接するケソン市パヤタ・ゴミ捨て場に移り住んだ。ところが2000年7月、1週間続いた台風の雨により崩落事故が発生。1000人に及ぶ住民が犠牲となり、政府はこのゴミ捨て場も閉鎖することを決定する。こうして、人々は再び生活の糧を奪われた。12歳のニーニャ一家、妊娠中のノーラ一家、水頭症に苦しむアレックス一家も、そんな厳しい状況下の中、ひたすらゴミの来る日を待ち続ける。そして4ヶ月後、政府はゴミ捨て場の再開を決定。歓声をもってゴミの到着を迎える住民たちは、再び生活の糧を得ることとなる。
「神の子たち」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「神の子たち」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2001 |
公開年月日 | 2001年11月6日 |
上映時間 | 105分 |
製作会社 | オフィスフォープロダクション=日本ユネスコ協会連盟 |
配給 | オフィスフォープロダクション |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
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2002年6月下旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 神の子たち |