解説
実在した天才画家ジャクソン・ポロックの半生と、彼を支え続けた女性リー・クラズナーを描く伝記映画。監督・製作・主演は「めぐりあう時間たち」などの俳優、エド・ハリス。これが監督デビューとなる。テーマ曲はトム・ウェイツ。共演は「ガウディアフタヌーン」のマーシャ・ゲイ・ハーデン、「イヴの秘かな憂欝」のエイミー・マディガン、「ハルク」のジェニファー・コネリー、「ハードキャッシュ」のヴァル・キルマーほか。2001年アカデミー賞助演女優賞、ニューヨーク批評家協会賞助演女優賞、トロント批評家協会賞主演男優賞受賞。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「ポロック 2人だけのアトリエ」のストーリー
1941年、29歳のポロック(エド・ハリス)のもとに、同じ展覧会に出品している女性画家リー・クラズナー(マーシャ・ゲイ・ハーデン)が突然訪れ、二人はやがて結ばれる。業界につながりの多いリーは、ポロックをデ・クーニング(ヴァル・キルマー)らの前衛的なグループに紹介。そして富豪の娘である画商、ペギー・グッゲンハイム(エイミー・マディガン)がポロックと契約し、彼の名は注目され始める。45年の秋、ポロックとリーは正式に結婚。ロングアイランドの農家に引っ越し、自然に囲まれた静かな生活を始める。だが次第に経済的な問題が拡大。そんな47年、ポロックはドリップ・ペインティングという独自の手法を編み出し、瞬く間にアート界のスターになった。だがやがてスランプに陥り、アルコールに溺れ、筆を取ることも稀になる。ついには若いファッションモデル、ルース・クリグマン(ジェニファー・コネリー)と愛人関係を結び、リーはヴェネチアへと旅立っていく。そして56年8月11日、ポロックはルースと彼女の友人を乗せて飲酒運転。大事故で即死するのだった。
「ポロック 2人だけのアトリエ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ポロック 2人だけのアトリエ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 伝記 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2000 |
公開年月日 | 2003年11月1日 |
上映時間 | 123分 |
製作会社 | ソニー・ピクチャーズ・クラシックス |
配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2003年10月下旬号 | 特別企画 秋の特選、ミニシアター系作品 「ポロック」 |
2004年1月上旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 ポロック 2人だけのアトリエ |