変身(2002)

へんしん IIPEBPAIIIEHИE/Metamorphosis
上映日
2004年11月13日

製作国
ロシア

制作年
2002
上映時間
87分

レーティング
一般映画
ジャンル
文芸

check解説

ある朝突然巨大な虫に変身してしまった男の物語、フランツ・カフカの代表作『変身』を完全映画化した異色作。監督は同作の舞台版を手掛けたロシア演劇界の鬼才ワレーリイ・フォーキン。主演はロシア演劇界期待の若手エヴゲーニイ・ミローノフ。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】変身

TVで観る

ユーザーレビュー

「変身(2002)」のストーリー

降りしきる雨のプラハ。布地の販売外交員であるグレーゴル・ザムザ(エヴゲーニイ・ミローノフ)。彼は布地のサンプルを抱え、一年中旅をしている。プラハのわが家に久しぶりに戻ったグレーゴルは、家族となごやかに食卓を囲み、最愛の妹グレータ(ナターリヤ・シヴェツ)のバイオリンに耳をかたむける。親の借金を返すために、グレーゴルは意に添わない仕事をしている。借金返済まで、あと5、6年は今の仕事を続けなければいけない。その一方で、音楽が好きな妹を音楽学校にいかせてやることを、グレーゴルは計画している。わが家で過ごす幸せなひととき。それが、一変する。ある朝、巨大な虫に変身してしまったグレーゴルは、自分が<ここにいる>ことを分かってもらおうと、家族や知人たちに<発信する>。しかし、周囲の人々には、まったくそれが分からない。部屋を出ることもできず、自分がどうして虫になってしまったのかさえ分からないまま、グレーゴルはもがきつづける。しかし、日が経つにつれて、グレーゴルは薄汚れてゆき、表情もうつろなものとなっていく。体から汁を出しながら床を這ったり、父親に投げつけられたリンゴが背中にめりこんだり、じょじょにグレーゴルは弱ってゆく。虫となったグレーゴルを見つめる家族のまなざしも、自然と変わってゆく。「本当の兄さんなら、家族が苦しむのを見て自ら消えるわ」。グレータから浴びせられる残酷な言葉。グレーゴルは絶望し、ついに……。

「変身(2002)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「変身(2002)」のスペック

基本情報
ジャンル 文芸
製作国 ロシア
製作年 2002
公開年月日 2004年11月13日
上映時間 87分
製作会社 メイエルホリド・シアター・センター
配給 パンドラ
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
音量 ドルビーSRD

「変身(2002)」を観ているあなたにおすすめの映画