解説
ベテランから気鋭・新鋭まで、6人の映画監督が挑む「ラブコレクション」シリーズの最終シリーズ。夫を亡くし、一人でガソリンスタンドを経営する中年女性が若い強盗犯と出会い、自分の中の「女」を取り戻していく。「鬼畜大宴会」「空の穴」「アンテナ」と、作品を発表するたびに国内外で注目され続けている熊切和嘉監督が、今までの作品と180度転換した女のエロスをテーマに取り上げた。
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「LOVE COLLECTION 揮発性の女」のストーリー
夫を亡くし、一人で寂れたガソリンスタンドを経営する未亡人・悦子(石井苗子)の元に、原付で乗り付けてきた不審な若い男が現れる。男は悦子にいきなり包丁を突きつけ、僅かばかりの現金を奪い、逃走する。悦子は110番通報をしようとするが、諦めてしまう。その日の夕方、逃走に失敗した男・理一(澤田俊輔)が戻ってきた。強引に部屋へ上がりこみ、勝手に夕食を食べ始めると、ふと付けたテレビで信用金庫強盗のニュースが流れ、その犯人が理一であることを悦子は知る。通報を恐れた理一に手足を縛られた悦子は、隙を見て理一の包丁でコードを切り、逆に切りかかる。怪我をした理一を悦子は手当をするが、警察には通報せずに彼をかくまうのだった。その晩、悦子は亡き夫の洋服を理一に貸す。背格好の似ている理一に、夫を重ねて男として意識し始めた悦子は、薄化粧を施すようになる。更に悦子は、車の給油に来た不良娘サトミ(星子麻衣)を理一が親身にしたことで、嫉妬心を抱く。悦子は次第に気持ちが高まり、ついに理一を誘う。強盗と人質の関係が、いつしか男女の関係となるが……。
「LOVE COLLECTION 揮発性の女」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「LOVE COLLECTION 揮発性の女」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2004 |
公開年月日 | 2004年12月25日 |
上映時間 | 80分 |
製作会社 | ラブコレクション製作委員会 |
配給 | ラブコレクション製作委員会 |
レイティング |