解説
名優の父とトップモデルの母をもち、モデルとしての将来を嘱望されながらバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)への道を歩み始めた実在の女性、ドミノ・ハーヴェイの人生を映画化。監督は「マイ・ボディガード」のトニー・スコット。主演は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ラブ・アクチュアリー」のキーラ・ナイトレイ。なお、モデルとなったドミノ・ハーヴェイは映画の完成直前、2005年6月にロサンゼルスの自宅で遺体となって発見された。
映画館で観る
配信で観る
-
Amazon Prime Video30日間無料
TVで観る
ユーザーレビュー
「ドミノ(2005)」のストーリー
ラスベガス警察、取調室での事情聴取。逃亡犯や仮釈放中の犯罪者の身柄を拘束するプロフェッショナル、バウンティ・ハンターのドミノ(キーラ・ナイトレイ)が、FBI捜査官タリン(ルーシー・リュー)の取調べを受けている。タリンは、36時間前に発生した1000万ドル強奪事件の首謀者がドミノであると考えていた。そしてドミノがゆっくりと彼女自身の、そして事件の真実を語り始める…。ドミノは名優ローレンス・ハーヴェイの娘としてロンドンで生まれ、恵まれた特権階級の生活を送っていた。しかしそれは、彼女にとってこの上なく空虚な人生。愛する父は彼女が幼い頃に亡くなり、社交家の母親ポーリーン(ジャクリーン・ビセット)は、一日も早く再婚相手を探そうと躍起になっていた。そんな生活に馴染めないドミノは、いつしか反抗的な態度が目立つようになる。やがて彼女は美しく成長し、15歳で早くもトップ・モデルして活躍。しかし常にまわりのモデル仲間やカメラマンとの衝突が絶えず、それはビバリーヒルズに移り住んでからも繰り返されていった。大学進学後も彼女の行動は益々エスカレート。しかし大きな転機が訪れる。それは新聞で偶然目にした「バウンティ・ハンター募集」の文字。生きている実感を探し求めていたドミノは、心が沸き立つのを感じる。養成セミナーの主催者で、有名な保釈金保証人のクレアモント(デルロイ・リンドー)はかなりのクセ者だが、バウンティ・ハンターになることを固く心に誓ったドミノは、無理やり彼らの仲間入りを果たす。初仕事でいきなり命を失いかけながらも、本格的なバウンティ・ハンターとなったドミノ。彼女のパートナーは、ベトナム帰りのエド(ミッキー・ローク)、すぐに手が出てしまうチョコ(エドガー・ラミレス)、そしてアフガニスタン人の運転手アルフ(リズワン・アバシ)。4人の関係は次第に家族同然のものとなり、ドミノは銃撃戦も珍しくない死と隣り合わせのスリルに魅せられていく。
「ドミノ(2005)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ドミノ(2005)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 伝記 ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2005年10月22日 |
上映時間 | 127分 |
製作会社 | スコット・フリー=デイヴィス・フィルムズ=メトロポリタン・フィルムエクスポート |
配給 | UIP |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD/DTS/SDDS |
公式サイト | http://www.domino-movie.jp/index02.html |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2005年11月上旬号 |
特集 「ドミノ」 キーラ・ナイトレイ インタビュー 特集 「ドミノ」 ミッキー・ローク インタビュー 特集 「ドミノ」 ドミノ・ハーヴェイと「ドミノ」 特集 「ドミノ」 作品評 |