秘密のかけら
ひみつのかけら Where the Truth Lies- 上映日
- 2005年12月23日
- 製作国
- カナダ イギリス アメリカ
- 制作年
- 2005
- 上映時間
- 108分
- レーティング
- ジャンル
- サスペンス・ミステリー
解説
ショウビズ界で起こったスキャンダラスな殺人事件を、女性ジャーナリストが調査するミステリー。監督・製作総指揮・脚本は「アララトの聖母」のアトム・エゴヤン。原作はルパート・ホルムズのベストセラー小説。撮影のポール・サロッシー、音楽のマイケル・ダナ、美術のフィリップ・バーカー、編集のスーザン・シプトンら、主なスタッフはエゴヤン作品の常連。衣裳は「アララトの聖母」からエゴヤン作品に関わるベス・パスターナク。出演は「ミスティック・リバー」のケヴィン・ベーコン、「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズのコリン・ファース、「ビッグ・フィッシュ」のアリソン・ローマン、「トレジャー・ハンターズ」のレイチェル・ブランチャード、「テイラー・オブ・パナマ」のデイヴィッド・ヘイマン、「シュガー」のモーリー・チェイキンほか。
ユーザーレビュー
「秘密のかけら」のストーリー
1972年のロサンゼルス。若手ジャーナリストのカレン・オコナー(アリソン・ローマン)は、50年代に一世風靡したエンタテイナーのデュオ、ラニー・モリス(ケヴィン・ベーコン)とヴィンス・コリンズ(コリン・ファース)についての暴露本を準備中。彼らは15年前、女性の全裸死体をめぐるスキャンダルに巻き込まれたことが原因で、コンビを解消していた。カレンは真相を追求していく中で、かつて国民的アイドルだったラニーが、実は薬と女に狂っていたという裏の顔を知り、幻滅と好奇心を同時に感じる。やがて出版社の招きでNYへ出張したカレンの飛行機に、偶然にもラニーが乗り込んできた。とっさに教師だと自分の身分を偽ったカレンは、翌日ラニーと一夜を共にする。同じ頃、カレンの自宅に事件のカギとなるラニーの手記が届いていた。当時、マイアミのホテルに宿泊していたラニーとヴィンスは、メイドのアルバイトの女子大生モーリーン(レイチェル・ブランチャード)と一夜の楽しみに興じた。モーリーンこそ事件の被害者なのだが、彼女の死体はニュージャージーのホテルで発見されたという謎が残る。カレンがさらに調査を進める中、ヴィンスが自殺。そして真相が明らかになる。事件の夜、3人で夜を過ごす中、ヴィンスはラニーに肉体関係を迫り、それを拒否されて仲違いになった。彼らが眠りについた頃、ヴィンスの同性愛傾向を危惧したラニーの執事ルーベン(デイヴィッド・ヘイマン)が、モーリーンを殺害。起床して死体に気づいたラニーとヴィンスは、それを氷に詰めてニュージャージーに輸送したのだ。すべてを知ったカレンだが、彼女はモーリーンの遺族の名誉のため、しばらく真相を伏せておくことに決めるのだった。
「秘密のかけら」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「秘密のかけら」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | カナダ イギリス アメリカ |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2005年12月23日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | セレンディピティ・ポイント・フィルムズ |
配給 | ムービーアイ |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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