ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン
げっとりっちおあだいとらいん Get Rich or Die Tryin'
解説
ヒップホップ界のカリスマ“50セント”の劇的な人生を映画化した伝記ドラマ。監督は「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」のジム・シェリダン。主演はこれが映画デビューとなるカーティス・“50セント”・ジャクソンで、劇中で多くの楽曲を披露している。
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「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」のストーリー
ニューヨークのクィーンズ。父のいない少年マーカスは、若く美人の母親カトリーナと幸せに暮らしていた。しかしドラッグの売人だった母がトラブルから殺害され、祖父母の家で大勢の親戚と暮らすことになる。貧しい生活から脱するために、マーカス(カーティス“50セント”ジャクソン)は母親と同じ危険な世界に飛び込む。カトリーナと親しかったギャングのマジェスティックにかわいがられ、実績を積んでいくマーカスは若くして大金を手にした。ある日、幼なじみのシャーリーン(ジョイ・ブライアント)と再会したマーカスは、幼い頃から自分のラップの才能を信じてくれていた彼女とつき合うようになる。しかしその矢先、コロンビア人との抗争で襲撃事件を起こしたマーカスは、警察の家宅捜査でドラッグを発見されて投獄される。刑務所に入所するや早速刺客に襲われるが、同室のバマに間一髪のところで命を救われる。バマから勧められ曲作りをするようになったマーカスは、刑務所内でもその才能を認められ、バマが出所後のマネージャーを買って出る。刑期を終えたマーカスは、新たなボスとなったマジェスティックの誘いを断り、ミュージシャンとして生きていこうと決意する。シャーリーンとの間に子供も生まれ、デモテープを作りバマと共に売り込みに行くが、すでにマジェスティックからの圧力がかかっており、どこのレコード会社からも相手にされない。策もお金も尽き果てたマーカスは強盗を働き、さらには仲間割れする。その帰り道、マーカスは何者かに襲われ、9発もの銃弾を浴びる。奇跡的に命をとりとめるが、身体が思うように動かなくなり、やる気もなくし、もはや負け犬同然だった。しかしシャーリーンと息子アントワンの存在が、再びマーカスの心に火をつけた。猛然と曲作りを始め、ついにライヴも決まった。しかし新曲が発表されればメンツが丸つぶれになると、激怒したマジェスティックが会場に現れた。
「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」のスペック
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2006年8月上旬特別号 | 劇場公開映画批評 ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン |