ブロークバック・マウンテン
ぶろーくばっくまうんてん Brokeback Mountain解説
米西部で出会った男2人の20年に及ぶ秘密の恋愛関係を描いたラヴ・ストーリー。監督は「ハルク」のアン・リー。製作総指揮・脚本は「ラスト・ショー」のラリー・マクマートリー。原作は『シッピング・ニュース』のアニー・プルーによる短編小説。撮影は「アレキサンダー」のロドリゴ・プリエト。音楽は「スタンドアップ」のグスターヴォ・サンタオラヤ。編集は「バレエ・カンパニー」のジェラルディン・ペローニと、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のディラン・ティチェナー。衣裳は「ハルク」「サンダーバード」のマリット・アレン。出演は「ロード・オブ・ドッグタウン」のヒース・レジャー、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」のジェイク・ギレンホール、「プリティ・プリンセス」シリーズのアン・ハサウェイ、「ランド・オブ・プレンティ」のミシェル・ウィリアムズ、「プルート・ナッシュ」のランディ・クエイド、「スクービー・ドゥー」シリーズのリンダ・カーデリーニ、「ロスト・イン・トランスレーション」のアンナ・ファリス、「ランダム・ハーツ」のケイト・マーラ。2005年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞、2006年ゴールデン・グローブ賞4部門(ドラマ部門作品賞、監督賞、脚本賞、歌曲賞)、同年アカデミー賞3部門(監督賞、脚色賞、作曲賞)など多数受賞。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
「ブロークバック・マウンテン」のストーリー
1963年、ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。羊の放牧管理の季節労働者としてやってきた20歳の青年イニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)は、共に仕事をしているうち、テントの中で肉体関係を持ってしまう。彼らはお互いの情熱的な愛を抑えることができなかった。しかし労働を終えた彼らは帰郷し、イニスは許嫁のアルマ(ミシェル・ウィリアムズ)と結婚。ジャックもロデオ・クイーンのラリーン(アン・ハサウェイ)と結婚。お互い子供も生まれて家庭を築く。だが4年後、2人は再会。熱くキスする彼らをアルマが目撃して衝撃を受ける。イニスとジャックは思い出のブロークバック・マウンテンに出向き、年に数回だけここで会うことを誓い合った。75年、イニスとアルマが離婚。その3年後、イニスはウエイトレスのキャシー(リンダ・カーデリーニ)と付き合い始めるが、長くは続かなかった。そして81年、めったに逢えない関係に苛立ちを抱えていたイニスとジャックは、ついにケンカ別れをしてしまう。82年、イニスのもとにジャックの死亡の報せが届く。イニスはジャックの生家を訪ね、彼の両親に面会した。まもなく、イニスの住むトレーラーハウスに、19歳になった娘のアルマJr.(ケイト・マーラ)が訪ねてくる。自分の結婚を報告する娘を送り出したあと、イニスはジャックが着ていたシャツを撫でながら、永遠の愛を誓うのだった。
「ブロークバック・マウンテン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「ブロークバック・マウンテン」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2020年7月上旬号 | 巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第7弾 2000年代外国映画ベスト・テン ベスト16 |
2006年3月下旬号 |
巻頭特集 「ブロークバック・マウンテン」 グラビア 巻頭特集 「ブロークバック・マウンテン」 アン・リー[監督] インタビュー 巻頭特集 「ブロークバック・マウンテン」 ヒース・レジャー インタビュー 巻頭特集 「ブロークバック・マウンテン」 ジェイク・ギレンホール 巻頭特集 「ブロークバック・マウンテン」 作品評 巻頭特集 「ブロークバック・マウンテン」 コラム 「アメリカでの反響」 巻頭特集 「ブロークバック・マウンテン」 アン・リー監督論 巻頭特集 「ブロークバック・マウンテン」 アニー・プルーの原作について |
2006年4月上旬号 | 劇場公開映画批評 ブロークバック・マウンテン |
2006年4月下旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 ブロークバック・マウンテン |
2006年10月上旬特別号 | DVDコレクション 第277回 「ブロークバック・マウンテン」 |