解説
大ヒットしたホラー「着信アリ」シリーズの最終作。主演は「ALWAYS 三丁目の夕日」の堀北真希、そして「ただ、君を愛してる」の黒木メイサ。その他板尾創路、ジャン・グンソクらが脇を固める。監督は「千里眼」などスタイリッシュな演出に定評のある麻生学。
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「着信アリ Final」のストーリー
安城高校2年C組は修学旅行で韓国に行く。その一人・えみり(黒木メイサ)は、手話交流会で知り合った男友達アンジヌ(ジャン・グンソク)に会えるのを楽しみにしていた。そんな旅行の最中、あるクラスメートの携帯に奇怪なメールが届く。そこにはそのクラスメートの未来の死の姿が写っていたのだ。やがてその予告どおり謎の死をとげるクラスメート。しかも犠牲者は次々に増えていった。死の着メロに怯え、パニックに陥っていく一同。この恐ろしい死を逃れる方法はひとつだけあった。メールを誰かに転送すると、転送された相手が自分の代わりに死ぬというのだ。生徒たちは自分だけは生き残ろうと醜い本能を剥き出しにしていく。そんな中、えみりはこの出来事が、旅行には来ていないクラスメートの明日香(堀北真希)の呪いのせいではないかと思い始める。明日香は、いじめが原因で自殺未遂を起こしており昏睡状態にあるはずだった。しかし、えみりが電話をすると何故か明日香が出る。彼女は自室でパソコンを通して皆に復讐を行っていたのだ。驚愕するえみり。元々いじめられていたのはえみりであり、明日香はそれを助けたことからいじめられるようになったという過去があった。明日香を助けず見て見ぬフリをしたえみりは罪の意識に捉われていた。アンジヌは、明日香の凶行を止められるのはえみりしかいないと言う。えみりの必死の願いが、現実には昏睡状態にある明日香に届く。目覚めた明日香は、自分の邪悪な部分が殺人を繰り広げていることに驚く。一方でえみりたちは人々に協力を要請し、パソコンからメールを大量に送ることで邪念を爆発させることに成功した。しかし、既に最後の死の予告はえみりに送られていた。えみりはそれを誰にも転送しないことで全てを終わりにしようとするがアンジヌが自らえみりの身代わりとなって絶命した。悲しみで心身を壊してしまうえみり。しかし、その傍らには今や正常に戻った明日香が優しく寄り添っていた。
「着信アリ Final」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「着信アリ Final」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ホラー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2006 |
公開年月日 | 2006年6月24日 |
上映時間 | 105分 |
製作会社 | 「着信アリFinal」製作委員会 |
配給 | 東宝 |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
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2006年8月上旬特別号 | 劇場公開映画批評 着信アリ Final |