解説
タレント活動も行う異色の僧侶・井上実直(いのうえじっちょく)が、9.11後のニューヨークを訪れ、帰国後に過酷な「日蓮宗100日大荒行」に入行する準備を始める様子を撮影したドキュメンタリー。
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ユーザーレビュー
「Fragment フラグメント」のストーリー
2001年9月11日のアメリカ同時多発攻撃から半年後のNY。一人旅中にグラウンドゼロを訪れた若き僧侶・井上実直(いのうえじっちょく)は、その悲惨な光景を目の当たりしてショックを受け、何もできない「個人」の自分に憤りを感じる。タレントを辞め、生まれ育った六本木にある家業の寺を継いだものの、日々の生活に疑問を感じていた実直は、NYから帰国後「日蓮宗100日荒行」に入行することを決意する。世界三大荒行の中で最も過酷といわれる「日蓮宗100日荒行」は、死者も出るほど過酷な修行で、日蓮宗僧侶の必須ではない。100日間の修行を生きて出られた者は伝師から秘法を受け、「修法師」となる。実直は「修法師」となり、グラウンドゼロでご祈祷しようと思ったのだ。死を覚悟して、荒行に入った実直。100日後、痩せ細りながらも彼は生きて荒行を出ることに成功する。「修法師」となった実直は、先輩上人・井田宝俊と共に、再びNYに降り立つ。二人の目的はグラウンドゼロでのご祈祷だが、その1ヶ月前にアメリカは、バグダッドに攻撃を開始していた。その為に、NYの街はテロを警戒して緊迫した状態だった。その状況下で、実直と井田はグラウンドゼロでの「ご祈祷」を実行する。2ヶ月後、ハワイに降り立った実直は、かつて日本軍が奇襲したパールハーバーをご祈祷しに訪れる。ご祈祷を終えた実直に、撮影者(佐々木)は、なぜパールハーバーでご祈祷するのか、と問う。それに答えられない実直。1年半後、実直は「修法師」としてご祈祷をしながらも、タレントとして復帰する。そんな彼の元に、60年前に長崎で被爆した老人が訪ねてくる。
「Fragment フラグメント」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「Fragment フラグメント」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2006 |
公開年月日 | 2006年9月23日 |
上映時間 | 92分 |
製作会社 | 表記なし |
配給 | ビーグル・インク |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |