解説
異なる証言で構成される「羅生門」と、サスペンスの秀作「ユージュアル・サスペクツ」に人種問題を絡めた異色のミステリー。監督・脚本は、「ホワイトハウスの陰謀」「アート・オブ・ウォー」の脚本で知られるウェイン・ビーチ。主演は「グッドフェローズ」「ハンニバル」のレイ・リオッタ。
ユーザーレビュー
「ダウト」のストーリー
地方検事のフォード・コール(レイ・リオッタ)は密着取材を受けていた。その日はガス漏れ事故が起きていて、土地開発をめぐる公団周辺の地域が該当していた。そんな矢先に、恋人で地方検事補のノラ・ティマー(ジョリーン・ブレイロック)が、レイプ事件に遭遇し、犯人の男であるアイザック・デュパード(メキ・ファイファー)を射殺してしまったと一報を受ける。フォードはノラの元へ駆けつけ事情を聞く。ノラは正当防衛を主張しフォードに助けを求める。そんななか、一人の男が警察署に現れる。その男ルーサー・ピンクス(LLクールJ)は殺されたアイザックの友人であると名乗り、この事件は正当防衛などではなく、計画された殺人だと訴える。そして、ノラの訴えとは正反対のことを話し始める。ノラが語るアイザックとの出会いは、急な雨の中でハイヒールのヒールが折れてしまいレコード店に駆け込んだところ、たまたま出会った店員のアイザックにストーキングされるようになり、帰宅したら部屋に潜んでいてレイプされたとのことだった。しかし、ルーサーは、アイザックを誘拐したノラが、アイザックをセクシーな体に溺れさせてノラから離れられなくしたと語る。アイザックはダニー・ルーデンが人を殺す現場を見ていたが証言を拒否していて、ダニー・ルーデンを追い詰めるためにアイザックに近づいたというのだ。 一方、アイザックの家に警官二人が捜査のために入ると、何者かが部屋にまいてあったガソリンに点火する。火に包まれる室内から脱出した警官二人は、車で逃げる犯人に発射し射殺する。犯人は二人の若者であり、どちらも犯罪組織オーメンに所属していた。オーメンはダニー・ルーデンと手を結ぶと考えられていた。ここでもダニーの影がちらつく。ダニー・ルーデンの本当の狙いとは? ギャングの大物で、誰もが噂は知っているが顔は知らない謎の人物、最重要人物のダニー・ルーデンとは何者なのか……?
「ダウト」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ダウト」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2007年3月3日 |
上映時間 | 93分 |
配給 | アートポート |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |