「沈黙のステルス」のストーリー
驚異の性能を持ったステルス戦闘機X-77。レーダーから身を隠すだけでなく、実際に視覚を通しても消え失せてみえるという最新の技術が用いられている。バーンズ大将(アンガス・マッキネス)は、そのテスト飛行を秘密裏に行おうとしていた。しかし、そのテスト中に、X-77は、姿を消してしまう。一方、カリフォルニアの収容所では、ジョン・サンズ(スティーヴン・セガール)が、脱走に失敗し、警察に拘束されていた。ジョンは、素手での闘いであるマーシャルアーツにも長けた、腕利きのパイロットだった。だが、除隊を望んだため、機密情報の漏洩を防ぎたいバーンズ大将によって、記憶を消されようとしていたのである。バーンズ大将は、X-77が奪われ、北アフガニスタンに着陸したこと、そして、X-77を操縦していたラッチャー大佐(スティーヴ・トゥーサン)が、かつてのサンズの部下であることを伝え、戦闘機の奪還を命じる。サンズは、懲罰免除を条件に、その命を受ける。同じ頃、ペンドルトン司令長官(ティム・ウッドワード)もまた、バーンズ大将の依頼により、戦闘機を取り戻すため、海軍を動かしていた。タイムリミットは24時間。サンズは、現地に急行し、ジェシカ(シエラ・ペイトン)、ロジャー(アルキ・デヴィッド)らと顔を合わせる。戦闘機をテロリストの手に渡すわけにはいかない。地元の村人達の協力も得ながら、サンズは、戦闘機の奪還を目指す。だが、その背後には、思いも寄らない陰謀が渦巻いていた。