解説
自殺した元アイドルの一周忌に、ファンサイトで知り合った五人の男達が集まり、その死の真相を語り合う。個性的な五人の実力派人気俳優が、小さな部屋を舞台に繰り広げるハートフル・サスペンス。「ALWAYS 三丁目の夕日」の古沢良太が、以前より書きあたためていた脚本を、「シムソンズ」の佐藤祐市が監督した。2025年2月7日(金)より、期間限定で全国リバイバル上映。
映画館で観る
配信で観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「キサラギ」のストーリー
あるビルの一室に、五人の男達がいた。家元(小栗旬)、オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)、スネーク(小出恵介)、安男(塚地武雅)、イチゴ娘(香川照之)。五人は、一年前に自殺したアイドル、如月ミキのファンサイトの常連であり、一周忌を機に、家元の呼びかけで、顔を合わせることにしたのだ。アイドルオタクの五人は、無名の如月ミキに、早くから目をかけていた。だが、如月ミキは、一年前にマネージャーの留守番電話に遺言めいた言葉を残し、自宅マンションに火をつけて焼身自殺を図ったのである。初めのうちは、なごやかに如月ミキの思い出話に花を咲かせる五人。しかし、話せば話すほど、如月ミキが自殺した理由など思い当たらない。誰もが、如月ミキは、決して自殺のよううな真似をする子ではない、と思っているのだ。遂に誰かが、如月ミキが誰かに殺されたのではないか、と口火を切る。それをきっかけに男達は、真相を知るべく推理を重ねていく。次々と、如月ミキに関する事実が明かされ、その死の謎に迫り始めると、物語は急速にミステリーの様相を呈する。そして、最後に五人は、ある一つの真実に辿り着く。
「キサラギ」の映像
「キサラギ」の写真
「キサラギ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「キサラギ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2007 |
公開年月日 | 2007年6月16日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | ミコット・エンド・バサラ/東芝エンタテインメント/テレビ東京/キングレコード/読売広告社/東映チャンネル/東映ビデオ/Yahoo!JAPAN/PARCO |
配給 | 東芝エンタテインメント |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
コピーライト | (C)2007「キサラギ」フィルムパートナーズ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2016年8月上旬号 | DVDコレクション 『新・死ぬまでにこれは観ろ!-キング邦画80連発』 |
2008年1月上旬新春号 | DVDコレクション 第338回 「キサラギ」 |
2007年8月下旬号 | 劇場公開映画批評 キサラギ |