解説
韓国の釜山にたった一人で派遣された新米ディレクター。右も左もわからない土地で戸惑い彷徨いながら、開催中の釜山国際映画祭に紛れ込みこの地の不思議な魅力に楽しさを憶える。そんな時、奔放な日本人女性ヨーコと出会う。釜山国際映画祭現地の熱狂をそのまま取り込んだようなドキュメンタリータッチの作品。監督は「パッチギ!」「嫌われ松子の一生」「69 sixty nine」などで助監督を務めた武正晴が初メガホンをとる。主演は、「美しい夏キリシマ」「17歳の風景」「子宮の記憶」の柄本佑。
ユーザーレビュー
「ボーイ・ミーツ・プサン」のストーリー
韓国の釜山に観光用プロモーション撮影のため一人で派遣された新米ディレクターのクリハラ(柄本佑)。しかし到着してもガイドとも出会えない。戸惑い不安になりながら街を彷徨うクリハラ。だがそこは日本とほとんど変わらず、活気に満ちていた。町並みを撮影している最中、スクランブル交差点で奇妙な女性ヨーコ(江口のりこ)に出会う。何気なくカメラを回していると彼女は赤信号を渡ろうとして車に吹っ飛ばされる。クリハラが駆け寄るとヨーコは「勝手に撮らないで」と言い残し去って行く。丁度その時釜山では釜山国際映画祭が開催されていた。クリハラは宿に帰り、撮った素材を確認していると昼間出会ったヨーコの強い視線が心に強く残る。次の日もガイドとは落ちあえず、仕方なく釜山の観光名所を巡る。駅のホームで電車を待っていると反対側にホームから転落しそうなヨーコを発見する。あせったクリハラは猛ダッシュで反対ホームに走り、ヨーコを追って電車に乗り込むが、行き違う。次の日の早朝、ガイドから一方的にビーチで待ち合わせにされてしまったクリハラは、砂に埋もれているヨーコと再会する。自由に振舞うヨーコに戸惑いながら、二人はまるで恋人同士のように町中を観光して回る。夜、酒に酔っ払った二人はモーテルへ。コンドームを握り締めて部屋に戻ったクリハラは韓国語で電話でしゃべり続けるヨーコに声をかけることも出来ず、バスルームに行く。次の日、バスタブで眠っていたクリハラの頭上に水が降り注ぐ。仰天して目を覚ますクリハラ。バスルームから脱出し、部屋を覗くとすでにヨーコの姿は無かった。一人モーテルからの帰り道、映画祭の大きな看板で、クリハラは日韓合作のホラー映画の看板の中にヨーコの顔が描かれているのを発見する……。
「ボーイ・ミーツ・プサン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ボーイ・ミーツ・プサン」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2006 |
公開年月日 | 2007年9月22日 |
上映時間 | 80分 |
製作会社 | 日本出版販売/ブレス/セカンドファウンデーション |
配給 | ブレス |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |