解説
宇宙からきた食肉獣(プレデター)とコマンドとの死闘を描くアクション映画。製作はローレンス・ゴードン、ジョエル・シルヴァー、ジョン・デイヴィス。監督は“Nomands(85)のジョン・マクティアーナン。脚本はジェームズ・E・トーマスとジョン・C・トーマス、撮影はドナルド・M・マッカルパイン、音楽はアラン・シルヴェストリ、プレデターのデザインはスタン・ウィンストンが担当。出演はアーノルド・シュワルツェネッガー、カール・ウェザーズほか。
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この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
この映画、何度か観ているんだけど、劇場できちんと見たことあるかなあ?「プレデター2」は劇場で観ているんだけど。映画の途中、ゲリラを襲撃するところもラストも知っているんだけど、映画の冒頭は記憶にないなあ。映画館で観ていないかなあ。
やっぱりジョン・マクティアナンのアクション映画は面白いよな。あの評判の悪い「ラスト・アクション・ヒーロー」でさえ私は楽しんだよ。
ストーリーもゲリラのアジトを襲うシーンから、その後、プレテターに一人ずつ殺されていく展開。しかも飽きないように途中から集団でプレテターと戦いながら最後シュワちゃんと捉えたゲリラの女性になっていく、そしてシュワちゃんとプレテターとの対決までの展開。よく作っているよ。面白いよ。
で。映画を観ていて、プレテターが自分の傷を治療するシーン、あれ、プレテターって指5本なんだ、と気がついてしまったところから、なんで人間と体型が一緒なの?って。地球内だって他の生き物は人間と大きく体、形が違うのに、地球外生命体がなんで人間と一緒なの?気づいてしまったらもうおしまい。そこが気になってしまうんだよなあ。せっかく顔はカニみたいな造形にしたのに体は人間かよ。キャラクターデザインがそこまで作れなかったんだろうなあ。残念!
ゲリラの女性兵士役のエルピディア・カリロって女優、良かったのに、今はもう60過ぎのオバさんになっていた。残念。
「プレデター」のストーリー
コマンド隊長ダッチ・シェイファー(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、フィリップ将軍(R・G・アームストロング)に呼ばれ、困難な任務を命じられた。3人の閣僚を乗せたヘリが、中南米某国の国境を越えた地点で撃墜されたので、3人を救出してこいというのだ。かつての戦友で、今はCIA部員のディロン(カール・ウェザーズ)が同行する。コマンド隊は巨漢のプレイン(ジェシー・ヴェンチュラ)、彼と仲の良い黒人のマック(ビル・デューク)、ラテン系のラミレス(リチャード・チェイヴス)、アイルランド系のホーキンス(シェーン・ブラック)、インディアンのビリー(ソニー・ランダム)の5人。ジャングルでヘリの残骸を発見し、さらに奥へ進んだ一行は、皮をはがれ内臓をえぐり取られた4人のアメリカ兵の死体を見つける。ゲリラのアジトを発見し、奇襲をかけて全滅させた。そして、このミッションは重要文書を奪うためKGBとCIAが争い、ディロンはソ連側のゲリラ・キャンプを壊滅させるためコマンドを利用したことがわかった。一行はゲリラで1人生き残ったアンナ(エルピディア・キャリロ)をつれて合流地点へ急いだ。アンナが逃げ出し、追ってきたホーキンスを宇宙から飛来した半透明のプレデターが襲った。ついでブレイン、マック、ディロン、ビリー、ラミレスが倒された。迎えのヘリが来るはずの地点へアンナを先行させ、シェイファーはプレデターと対決した。どろまみれになった彼の姿を感知できぬことに気づき、シェイファーは罠をしかけ、プレデターを死闘の末に倒すのだった。
「プレデター」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「プレデター」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1987 |
公開年月日 | 1987年6月27日 |
上映時間 | 107分 |
製作会社 | ゴードン/シルヴィー/デイヴィス・プロ作品 |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビー |
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