バオバブの記憶

ばおばぶのきおく
上映日
2009年3月14日

製作国
日本

制作年
2008
上映時間
102分

レーティング
不明

check解説

アフリカのサバンナで目にするバオバブの樹。この樹が生活に密着し、信仰の対象ともなっているセネガルの村人の暮らしを通して、人間と自然の共存について問いかけるドキュメンタリー。監督は「ナミイと唄えば」で知られるドキュメンタリーの名手、本橋成一。「余命」など数多くの作品で活躍する俳優の橋爪功がナレーションを担当。
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「バオバブの記憶」のストーリー

セネガルの首都ダカールから車で約2時間。トゥーバ・トゥール村はどの家も大家族だ。そこには多くのバオバブの樹と昔ながらの素朴な日常がある。村の少年モードゥの家族は30人。農作業や牛追いの手伝いをしながらコーラン学校に通う12歳。将来の夢は、外国に行って商売をすること。その為にも本当は国立のフランス語学校で勉強したいと思っている。村には彼の陽気な家族だけでなく、憧れの女性である隣家のファトマ先生、盲目の祈祷師や縄作りの名人など、個性豊かな人たちが数多く住んでいる。そして、彼らの暮らしの背景にいつもどっしりと存在しているのが、樹齢500年とも1000年とも言われるバオバブの樹。長生きの樹として知られるバオバブには食料、食器、薬、様々な道具など、100近い使い道がある。村人の生活には欠かせないものであり、樹は子供たちの遊び場でもある。また、その葉や樹皮などは大いに利用するものの、村人たちは決して切り倒さない。バオバブには精霊が宿っていると信じられているからだ。村には御神木も存在し、人々は事あるごとにその精霊に祈りを捧げ、敬っている。しかし近年、都市部では急速な近代化が進み、この大地でたくさんの生き物たちと生きてきたバオバブが消え始めている。トゥーバ・トゥール村に開発の波が押し寄せて来るのも時間の問題なのだろうか……。

「バオバブの記憶」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「バオバブの記憶」のスペック

基本情報
製作国 日本
製作年 2008
公開年月日 2009年3月14日
上映時間 102分
配給 サスナフィルム=ポレポレタイムス社
レイティング 不明
アスペクト比 不明
カラー/サイズ カラー
音量 不明