解説
曽田正人による大ヒットマンガを映画化。トラウマを抱えた天才バレエダンサー・宮本すばるの成長を描く。監督は「不夜城SLEEPLESS TOWN」のリー・チーガイ。出演は、「クローズZERO」の黒木メイサ、「蒼き狼 地果て海尽きるまで」のAra、ドラマ『キイナ~不可能犯罪捜査官~』の平岡祐太。
ユーザーレビュー
「昴 スバル」のストーリー
小学生の姉弟・宮本すばると和馬は母を亡くし、父と3人で暮らしていた。2人は学校の帰り道にあるバレエ教室を覗いては、バレリーナに憧れるようになる。しかしある日、和馬は脳腫瘍に侵される。和馬は、記憶障害によって記憶が失われることに不安を感じていた。そんな彼を勇気づけるため、すばるは和馬の病室で、即興の“猫ダンス”を毎日のように踊った。しかし和馬は帰らぬ人となる。和馬が死ぬと、父はすばるを見捨てる。絶望したすばるは、病院で知り合った五十鈴(桃井かおり)がオーナーを務める場末の小劇場“バレ・ガルニエ”を訪れる。こうして彼女は、ダンスの世界へ足を踏み入れる。成長したすばる(黒木メイサ)は、酔った客の前で大胆なボレロを踊り、客たちを黙らせる。その様子を、アメリカン・バレエ・シアターのリズ・パーク(Ara)が遠くから見つめていた。彼女たちは、最大のライバルとなっていく。また、すばるの幼なじみの呉羽真奈(佐野光来)も、友情と競争心の入り混じった複雑な思いを彼女に向けていた。すばるが街で出会ったコーヘイ(平岡祐太)は一見軟派なフリーターだが、一途にすばるを応援し、彼女に恋心を抱いていた。すばるは、“バレ・ガルニエ”ダンサーのサダ(前田建)やマリコ(映美くらら)、ダンスの指導を受けた呉羽真子(愛華みれ)、熊沢、そして著名ダンサーの天野(筧利夫)らとの出会いを通じて、ますますダンスにのめり込む。そして、上海で行われるバレエ・コンクールへの出場を決意する。すばる、真奈、リズの人生を懸けた勝負が、上海国家大劇場で始まる。
「昴 スバル」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「昴 スバル」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 中国 シンガポール 韓国 |
製作年 | 2009 |
公開年月日 | 2009年3月20日 |
上映時間 | 105分 |
製作会社 | 「昴-スバル-」製作委員会(パーフェクト ビューティー インターナショナル=ワーナー・ブラザーズ映画=エイベックス・エンタテインメント=エスエム・エンタテインメント=メディアコープ レインツリー ピクチャーズ) |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
レイティング | 不明 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
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