解説
ジョン・メレディス・ルーカスの原作を、ジョン・マントリーが脚色、ウィリアム・コンラッドが製作・監督した、怪奇的な青春映画。撮影は「野望の系列」のサム・リーヴィット、音楽は「ミスタア・パルバー」のジョージ・ダニングが担当した。出演は「遠い喇叭」のトロイ・ドナヒュー、舞台出身の新人ジョーイ・ヒーザートンのほかに、バリー・サリヴァン、ジャネット・ノーランなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「シーサイドの男」のストーリー
実業家ジュリアン・メリディの娘ジュリー(ジョーイ・ヒーザートン)は恋人のハリーと車をとばしていた。その時、車の前に1人の青年がとびだしてきた。彼はベン・ガンサー(トロイ・ドナヒュー)と名のり、ジュリーを見るなり、“バーバラ”とつぶやいた。ジュリーはこの見知らぬ青年を家につれて帰った。叔母サラは、彼の名をきくと奇妙な話をした。バーバラというのはジュリアンの曽祖母で私生児を生み、父親の名がベン・ガンサーだったという。それからの数日は不思議なことの連続だった。ベンはジュリーに百年前の古めかしいロケットを渡し、その中にはジュリーと瓜二つの肖像画があった。またベンは彼女を洞窟にさそい、ここで愛を語りあったといった。。数日後、別荘の管理人が殺された。ベンに容疑がかかり、彼はジュリーをつれてヨットで駆け落ちした。警察からの連絡で、ベンのヨットは盗まれたものであり、持ち主は殺されたことがわかった。ヨットの中でジュリーは、昔のベン・ガンサーの日記を発見した。1874年の日記には、当時の2人の悲しい恋物語が記されていた。ジュリーはベンに発見され、一瞬激しい戦慄を覚えた。彼は精神異常者なのだ。やがてヨットは警察に発見されたため、2人は砂浜にあがった。そこへ追ってきたハリーがベンと高い塔の上で格闘した。ベンはハリーの首を絞めかかったが逆に塔から落ちていった。
「シーサイドの男」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「シーサイドの男」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1965 |
公開年月日 | 1965年6月12日 |
製作会社 | ワーナー・ブラザース映画 |
配給 | ワーナー・ブラザース |
レイティング | |
カラー/サイズ | モノクロ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1965年7月上旬夏の特別号 |
新作グラビア シーサイドの男 外国映画紹介 シーサイドの男 |