トーテム Song for home

とーてむそんぐふぉーほーむ
上映日
2009年10月20日

製作国
日本

制作年
2009
上映時間
85分

レーティング
不明
ジャンル
ドラマ

check解説

台湾原住民出身の若いミュージシャン達の姿とそのルーツを追ったドキュメンタリー。監督・撮影・編集は「星影のワルツ」の若木信吾。台湾には“原住民”と呼ばれる人々が暮らしている。政府に認定されているだけでも14の部族に分かれ、古くから伝わる文化や風習を今も大切に守り続けている。だが、近年彼らの部落では仕事に就くことが難しくなり、若者は生まれ育った土地を離れ、仕事を求め都会へと出ている。“TOTEM”というバンドも、その様な若者が様々な部族から集まり2002年に結成された。メンバーは、ボーカル&ギターのスミン、ボーカルのチャーマーカー、ギターのアシン、ベースのアウェイ、ドラムのアシャンという5人。「部落を出て初めて他の部族の友達ができた」とスミンは嬉しそうに語る。2005年、貢寮國際海洋音楽祭で大賞を受賞し、TOTEMの音楽活動は本格的に動き出した。彼らは、アルバイトや音楽関係の仕事をしながら、ライヴやツアーを自分たちで企画し着実にファンを増やしている。しかし一方で、彼らはどうしても都会の慌ただしいスピードに慣れることが出来ず、台北での生活を「仕事をする為にだけ」と割り切っている。すれ違う人は必ず知り合いだった部落。家族や友人が身近に居て、助け合いも喜びも一緒に分かち合えたが、都会にはそれがない。「いちばん大切なことは?」という質問に、スミンは「大切なものはない。生きていければいいんじゃない?」と心の中に押し殺した想いを不意にのぞかせる。いつか故郷へ帰ることを夢見ながら、都会への戸惑いの中で生活するメンバーたち。毎年夏、彼らの故郷では豊年祭など代々続く祭りが行なわれている。その祭りに参加するため、一時帰郷した彼らはまるで別人のようにはつらつとし、話す口調にも故郷へ帰ってきた喜びが溢れていた。そこでは、喜びも辛さも、全てをただ部族の歌が包み込んでいるのだった……。
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「トーテム Song for home」のストーリー

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

「トーテム Song for home」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「トーテム Song for home」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2009
公開年月日 2009年10月20日
上映時間 85分
製作会社 ヤングトゥリーフィルムズ
配給 ヤングトゥリーフィルムズ
レイティング 不明
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 ステレオ