解説
幸福の絶頂から不幸のどん底に突き落とされた夫婦の愛の回復を、言葉に頼らないギャグの連発で描くコメディ。舞台の道化師で、実生活でも夫婦のドミニク・アベルとフィオナ・ゴードンが「アイスバーグ!」に引き続き、製作・監督・脚本・主演を務めた長編第2作。2008年カンヌ国際映画祭批評家週間特別招待作品。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「ルンバ!」のストーリー
ブリュッセル近郊の小学校。体育教師のドム(ドミニク・アベル)と英語教師のフィオナ(フィオナ・ゴードン)は共にダンス好きな夫婦で、幸せに暮らしている。週末にある近県のダンス大会では、種目がルンバのときは必ず優勝していた。ある日、いつものようにダンス大会で優勝した2人は、幸福の絶頂で車に乗り、帰路に着く。鉄道のトンネルのある道で、自殺願望の男(フィリップ・マルツ)が線路に上がったり、道路に降りたりしていた。ドムとフィオナの車は、彼を避けようとして脱線してしまう。2人は病院に運ばれるが、フィオナは左足を失い、ドムは記憶喪失になってしまう。2人は退院して学校に戻るが、おかしな授業をして、校長からクビを宣告される。フィオナはダンスの写真やトロフィーを燃やし、ドムはギターを弾きながら“シー・オブ・ラブ”を歌う。すると、フィオナの義足に火がつき、家が丸ごと焼けてしまう。朝、ドムはパンを買いに出かけるが、帰り道がわからなくなってしまう。その上ドムは、バスで乗り合わせたパン好きな暴漢(ブルーノ・ロミ)に襲われ、あの自殺願望の男ジェラールに助けられる。ドムを探していたフィオナは、1匹の犬が見つけたドムの靴を見て、彼が崖から転落して死んでしまったと思う。1年後、ドムとジェラールは海辺のドーナツ・ショップで働いていた。ジェラールは、自殺しそこねたときに拾ったかたつむりを飼っている。フィオナが海辺にやってきて、ドムへの思い出にバラの花を投げる。フィオナとドムは、再会する。
「ルンバ!」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ルンバ!」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | コメディ |
製作国 | フランス ベルギー |
製作年 | 2008 |
公開年月日 | 2010年7月31日 |
上映時間 | 77分 |
製作会社 | MK2 Productions=Courage Mon Amour=Radio Television Belge Francophone |
配給 | フランス映画社 |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
公式サイト | http://www.bowjapan.com/rumba/ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2010年8月上旬号 | 「ルンバ!」「アイスバーグ!」 |