ヘヴンズ ストーリー

へぶんずすとーりー
上映日
2010年10月2日

製作国
日本

制作年
2010
上映時間
278分

レーティング
PG-12
ジャンル
ドラマ

check解説

殺人事件をきっかけにつながりあう20人以上の人々の姿を通して、復讐と再生を描くドラマ。全9章、上映時間4時間半を超える大作。監督は「ドキュメンタリー頭脳警察」など、ピンク映画からメジャー作品まで幅広く手掛ける瀬々敬久。出演は「掌の小説」の寉岡萌希、「ハッピーフライト」の長谷川朝晴、「必死剣鳥刺し」の村上淳。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【BD】ヘヴンズ ストーリー Blu-ray

  • 【DVD】ヘヴンズ ストーリー DVD

TVで観る

ユーザーレビュー

「ヘヴンズ ストーリー」のストーリー

少女サト(本多叶奈)が8歳の夏。友達と海水浴に出かけている最中、家族が何者かによって殺害される。1人残されたサトは、祖父ソウイチ(柄本明)に引き取られることに。事件の日からオシッコが出なくなったサトは、テレビで“法律が許しても、僕がこの手で犯人を殺してやります”と言い放つ男を目にする。それは、妻子を殺された鍵屋のトモキ(長谷川朝晴)だった。その日から、トモキはサトにとってヒーローとなる……。1人息子を育てている警官のカイジマ(村上淳)は他人には言えない副業をしている。関東では桜の季節、しかし東北の鉱山跡はまだ雪。カイジマは雪の中で仕事をこなした。戻ったカイジマは花見をしながら息子に土産を渡すが……。バンドでギターを弾いている22歳のタエ(菜葉菜)。父親の暴力のせいで片耳が聞こえず、孤独な彼女は、雨の日、トモキと知り合う。少し暗い影を持つ彼にタエは惹かれる……。ある船着場。16歳になったサト(寉岡萌希)が降り立つ。そこは、彼女のヒーロー、トモキが住む町だった。セミのぬけ殻を“虫の死体”と呼ぶ少年の自転車を強引に借りたサトは、トモキを探す。こうして、復讐が始まろうとしていた……。若年性アルツハイマーと診断された人形作家の恭子(山崎ハコ)。ある日、恭子は病院のテレビで、理由なく殺人を犯した少年の言葉を知る。“これから生まれてくる人間にも、僕のことを覚えていてほしい”。やがて落葉が舞う季節となり、彼女に変化が訪れる……。夏、かつて“雲上の楽園”と呼ばれ、カイジマも訪れた東北の鉱山跡の廃墟を2人の男女が訪れる。あれから8年、そして悲劇が訪れる……。サトはヒーローとともに、彼の住む町にいた。彼はすでにヒーローではなかったが、それでもサトは彼が好きだった。事件から10年が経過。季節外れの雪が舞う紅葉の山中を走るバス。その中には、すでに亡くなった姉の年齢を追い越したサトが乗っていた……。

「ヘヴンズ ストーリー」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ヘヴンズ ストーリー」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2010
公開年月日 2010年10月2日
上映時間 278分
製作会社 ヘヴンズプロジェクト
配給 ムヴィオラ
レイティング PG-12
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 DTS

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2017年12月上旬号 MOVIE at HOME ●DVD COLLECTION 「ヘヴンズ ストーリー」 インタビュー 瀬々敬久[監督]
2010年10月下旬号 「ヘヴンズ ストーリー」 瀬々敬久監督インタビュー
「ヘヴンズ ストーリー」 山崎ハコ インタビュー
「ヘヴンズ ストーリー」 特別寄稿

今日は映画何の日?

注目記事